ブログ『お師匠の教え~誰も見てないが一番危ない』

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こんにちは、BROSENTの清水です。
『足元を見る』と言う言葉がありますよね?
元々は駕籠屋さんが旅人の足元を見て、疲れ具合を見て値段を吹っ掛けたことに由来する言葉で、値踏みをする、相手の弱みに付け込む、みたいな意味で使われます。
汚さから判断すると言う事なので、少し嫌らしい感じですね。
欧米の場合も足元を見るそうです。
日本とは違い、汚さだけでなく、綺麗さも見るそうです。
さぁその訳とは。。。

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今を遡る事20年程まで、英国王室ブランドTricker's(トリッカーズ)にブライアン・タビナーさんと言う名物マネージャーがいました。
当時70歳くらいで、ノーサンプトンでも重鎮の部類の一人でした。
背が高く、ビシッとスーツを着込み(ポールスミスのビスポークとかも着てました!!)、足元はTricker'sやEdward Greenで腕を振るった名職人レオナルド・ロビンソン氏製作のビスポークと、絵に描いたような英国紳士然とした一方で、バイクやハンティング、フライフィッシングを楽しむと言ったもう憎らしいほどのカントリージェントルマンでございました。
ビジネスだけでなく、新婚旅行などでもお世話になり、私にとってイギリスの父親のような存在でした。
その彼と食事をしている時に聞いたことがあります。
『リッツホテルとかって本当に足元見てるの?』と。。。
答えは『見るよ』でした。


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ブライアン『いいか、トム。仕事でも何でもそうだが、世の中出来る奴は人が気付かない事に気付くものだ。つまりだ、いくらビシッとスーツを着込んでも、細部である靴が汚ければ「この人は細かい点に気付かない人なんだな」と見られる訳だ。高い靴だから良いと言う意味じゃないぞ。高い靴からはお金を持っているか、持っていないかしか分からないからな。親が金持ちだってこともあり得る。たとえ安くても綺麗にしていれば「この人は細かい点まで目が行き届く人なんだな」と思われる。靴は綺麗にしとけよ』

だそうです。靴の綺麗、汚いでその人の性格や力量を測るんですね。
続いてブライアンは言いました。

ブライアン『確かに殆どの人は他人の足元なんか見ていない。見るのはごくわずかの人だ。ただそのごくわずかな人は細部まで目の届く人だ。要は出来る人って訳だ。そういう人にダメな人だと思われるような人間になってはいけない』

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確かにその通りだと思います。
よく『そこまで見ちゃいないよ』と言う人がいますが、ある意味正解です。
ただごく一部細部まで目が行き届いている=出来る人が見ているんです!!
皆さんも【上辺だけの人】と思われないように、靴は綺麗にしておきましょうね!!



※2017年10月24日掲載

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by brosent | 2018-06-10 18:48 | 革靴