コラム『良い靴とかっこ良い靴は違う』

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こんにちは、BROSENTの清水です。
『良い靴』『かっこ良い靴』『色気のある靴』。。。優れた靴(靴以外でもですが)を表す表現は数多くありますが、良い靴、これだけは他のものとちょっと違う気がします。
今日はそんなお話です。


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『かっこ良い靴』『色気のある靴』これは何となく分かりますね。
文字通りかっこ良かったり、色気がある靴のことを指すのでしょう。
ただこの表現は全ての人には当てはまりませんよね。
痩せた人が好きな人もいれば、太った人が好きな人がいるのと一緒です。
人それぞれ感性が異なるからです。
もしかしたら雑誌などに一杯出ていれば、著名人が履いていれば『かっこ良いのかな。。。』と思ってしまうこともあるでしょう。
だってその証拠に靴好きを名乗る方々のSNSなどで1人の方のコレクションを見た時に『テイスト随分ばらけてるな。。。(;^_^A』と思うことが多々ありますから。。。(;^_^A
では『良い靴』とは何でしょう?
私はこれに関しては人それではないと思っています。
条件は以下の通り。

1.(価格に見合った、それ以上の)素材
2.(価格に見合った、それ以上の)作り
3.足に合っていること

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1の素材は当然ですよね。
革の値段が高騰しまくっている現在、正直に言って安い靴で良い革は残念ながら不可能です。
ただ値段の割に良い、と言うものも沢山あります。
なので(価格に見合った、それ以上の)素材にしました。
一般の方では見分けを付けるのは難しいと思うので、信頼できる販売員さんがいる店舗で買うのが良いでしょう。

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2の作りですが、これは『製法』と『作りそのもの』に分けられると思います。
生産地によって価格の前後はありますが、基本的に同じ生産地、同じ素材ならハンドソーン製法~グッドイヤー製法~ブラックラピッド製法(グッドイヤー製法とマッケイ製法を合体させたような製法)~マッケイ製法~セメンテッド製法の順に安くなります。
では『作りそのもの』とは何でしょう?
これは『木型の設計』『パターン』『部材の選定』『縫製技術』『製甲技術』などなどなど。。。のことです。
大事なのは経験=知識と技術の融合です。
経験=知識があっても、それを具現が出来る技術がないとダメですし、いくら技術があっても経験=知識が無いと良い物は作れません。
あ、その点BROSENTは強いですよ!

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これ全部私がこれまで木型なりデザインなりと企画に携わってきた靴たちです。
クロケット&ジョーンズ、トリッカーズ、カルミナ、カルロス・サントス、リカルド・ベステッティ、エドワード・マイヤー、アントニオ・マウリッツィなど世界中のメーカーと仕事をしてきた経験を活かし、『この部分はこのメーカーのやり方が良かったからこうしよう。そっちの部分はあっちのメーカーのやり方が良かったからああしよう』とやって、それをグッドイヤーメーカーとしては国内随一と言われるセントラル靴さんが生産を請け負ってくれている訳ですから良い物が出来ないはずがありません!!

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で、最後が3.足に合っていること、です。
長年既成靴を扱ってきて言うのも何なんですが、やっぱり既成靴はどっかで無理が生じるんです。
お客様に『○○の△△』が欲しいと言われたら、よほど靴に詳しい方じゃない限り言われた靴を売ろうとします。
そして幅で合わせるため、長さを犠牲にします。
そうすると踵や、土踏まず、ボール(幅の一番広い部分)部分で本来その靴が持っているベストの履き心地を体感することが出来なくなります。
詳しい販売員さんなら『同じ系統の見た目と履き心地を持った別のモデル』をお勧めすることが出来ますが、そこまでの販売員さんはそう多くはありません。
なので大体は長さと幅の合わない靴を履くことになります。
BROSENTでは長さはお足の実寸である程度固定し、そこから幅に合わせて補正をかけていきます。
開店から300足近い足数をお作りしていますが、3割強のお客様は何らかの補正を加えています。
BROSENTの靴は広くも狭くもなくて3割強ですから、広い靴や狭い靴ならそれ以上の方が幅で強引に合わせてていることでしょう。
詰まるところどんなに『良い素材』を使っても、どんなに『良い作り』をしていても『足になっていなければ』全く意味はありません。
ビスポークならお足に近い物が確実に出来るかもしれませんが、毎回数十万かけられる方はそうはいらっしゃいません。
BROSENTならビスポークの4分の1、5分の1の価格で縦横をばっちり合わせた靴を作ることが可能です。
是非一度体験してみてください!!

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by brosent | 2018-12-09 18:44 | オーダー靴