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コラム『何故靴のオーダー店は少ないのか?~テーラーさんでも受注できる靴のオーダー方法』

こちらのエキサイトブログではサイトの過去のブログから厳選してお送りしています。



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こんにちは、BROSENTの清水です。
今日はちょっと業界向けの話かもしれません。
スーツのオーダーでは一般的にフルハンドメイド、セミハンドメイド、マシーンメイドの3つの作り方があり、フルビスポーク、イージーオーダー、パーンオーダーの3つのオーダー方法があります。
随分と色々な種類があるものです。
一方私たち靴業界はどうでしょう?。。。と言うお話です。

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靴の場合作り方はフルハンド=ハンドソーン(十分仕立て、九分仕立て)かマシーンメイドになると思います。
中国での大量生産は話がややこしくなるので、今回は国産のハンドソーン、グッドイヤーに限定してお話しますね。
前者がオーダーで20万~40万、既成靴で10万~15万と言ったところでしょうか?
一方後者がオーダーで6万~12万程度、既成靴で2~3万から7~8万辺りだと思います。

ではオーダー方法はどうでしょう?
フルビスポーク(一般的に九分仕立て)か、パターンオーダー(グッドイヤーほか)に分かれるのではないでしょうか?
前者は足型から木型を作り、好きなデザインでオーダー出来ます。
きちんとやっている所だと25万~40万位が相場です。
一方パターンオーダーとは既製品のアッパーやソールを違う素材に変えるオーダーです。
価格は既製品のグッドイヤーの価格に10~20%乗せて作る場合が多いと思います。

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それぞれメリット、デメリットがあります。

≪フルビスポーク≫
メ:選択肢は無限大
メ:成功したら履き心地抜群
デ:とにかく高い。全ての靴をこれにするには相当稼がないと。。。(-_-;)
デ:失敗した時の心と財布のダメージが特大

≪パターンオーダー≫
メ:とにかく気軽にオーダー感覚が楽しめる
メ:価格が手ごろ
デ:選択肢が少ない
デ:サイズは既成靴と同じなので、合わない事も。。。

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ここで最初の話を思い出して頂きたいんですが、スーツはその間に作り方では≪セミハンド≫、オーダー方法では≪イージーオーダー≫と言うのがありました。
≪セミハンド≫とは基本はマシーンで作りますが、要所要所にハンドを入れる事で、着心地や見た目のグレードを上げていく生産方法です。
≪イージーオーダー≫とはベースとなる型はありますが、そこからお客様それぞれの体形に合わせ補正をかけていくオーダー方法です。
この2つ、靴業界ではほとんどありません。
何故か!?
私が考える理由は2つです。

一つは『作るのが面倒だから』です。
こういったオーダーを受ける店舗が多くなれば、メーカーさんとしても沢山オーダーが入る訳ですから、やりがいもありますが、現状あまり無いのでメーカーさんが面倒がって受けてくれないのです。

そしてもう1つが、こういったオーダーを受ける店舗が少ない理由となるのですが『補正が出来る販売員が少ない』です。
補正はベテランの販売員さんが長年の経験を元に『ここを出そう』とかやらなければなりません。
このようなベテラン販売員さんを持った店舗が少ないのです。
『そこを何とかしたい!』と考えたのがBROSENTのオーダーシステムです。

ルールを設けたフィッティングサンプルを利用し、実際にお客様に履いて頂き、補正後の感じを確認して頂きながら補正を決められるので、フィッティングを見る事が出来れば大概のスタッフがオーダー、補正を受ける事が可能となっています。
BROSENTの靴を販売してい頂いているお取引様の多くがテーラー様なのもこの方法があるからです。

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更に生産はグッドイヤーも出来るがハンドソーンも出来るセントラル靴さんに依頼。
グッドイヤーをベースに釣り込み等要所に手仕事を入れてより履きやすい靴に仕上げてもらっています。

『これから靴を始めてみたい』『今扱っている靴に今一つ満足できない』と言うお店様がありましたら、是非一度BROSENTにご相談ください!!

以上広告でした!!(;^_^A




by brosent | 2019-06-16 19:10 | 革靴