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人気?の連載企画、今回はイギリスのジョン・スペンサーのお話です。
ジョン・スペンサーと言ってもよほどの靴好きでないと分からないかもしれません。
かつてG・ロッドソンと言う靴好きの間では伝説ともなっている幻のブランドを生産していたメーカーのオリジナルブランド。
それがジョン・スペンサーです。
興味があったらお付き合いください。


清水『昔イギリスにテクニックっていうメーカーがあったの知ってる?』
本間『聞いたことないですね~』
清水『ジョン・スペンサーって名前で靴出してたからね。当時働いてた店でオリジナルを作ってもらってたんだ』
本間『ありましたね。イギリス製のオリジナル。あれそこで作ってたんですか!?』
清水『そう。じゃあG・ロッドソンてブランドは知ってる?』
本間『昔ありましたね!コンビとか癖のあるやつですよね?』
清水『そうそう。1980年代にフランス人のジェラール・セネって人がプロデュースしたブランドで、60~70年代の映画スターをイメージしたデザインが一部のマニアには人気だったよね。で、それを生産してたのがテクニックだったんだ』
本間『へ~』
清水『そのテクニックが1990年くらいに倒産しちゃって、G・ロッドソンも無くなっちゃったって訳。』

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清水『で、2000年頃かな?テクニックで働いていたダグラス・ポープって人がブランドや設備を全て買い取って、スペインやポルトガルで靴を作ってるから見てくれないか?って話を持ち掛けられてね。「G・ロッドソン出来る?」って聞いたら、「ネームは使えないけど出来る」って言う訳よ』
本間『会いに行ったんですか?』
清水『もちろん!「仕事はフェイス・トゥ・フェイス」ってのが持論だからな!会いに行ったのは何とイギリスの自宅!』

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本間『自宅行ったんですか?』
清水『言っただろ。生産はスペインやポルトガルだって。だから事務所は自宅だったんだよ』
本間『あ、なるほど』
清水『そこで当時のデザイン画とか見せてもらってさ。あれやろう、これやろうと。。。』

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清水『で、完成したのがジョン・スペンサー・ハリウッドコレクションって訳』

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本間『ぽいですね~』
清水『ぽいって言うかそのままだからね~』
本間『クウォリティ的にはどうだったんですか?』
清水『作りや革はテクニック時代の方が良かったかな、ぶっちゃけ。でもその分価格も安かったからコストパフォーマンスは悪くなかったと思うよ』
本間『そこは譲れないですね』
清水『当然だ。ぼったくったことなんかないぞ、俺は!。。。多分。。。原価に対しての利益率が。。。』

本間『はいはい。今回もかなりマニアックな内容でしたが如何でしたか?自称ぼったくったことのない清水が作った渾身の靴BROSENT。ぜひ一度足入れだけでもしに来てくださいね!宣伝でした!』

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by brosent | 2017-02-27 19:07 | 革靴

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こんにちは、BROSENTの清水です。
BROSENTには日々靴の修理の依頼が舞い込んできますが、中にはもう元には戻せない、と言う可哀想な靴も存在します。
『何とか履けるようにすることは出来ないか?』日々考えていたことの一つの答えが見つかりました!
それが修理を超えた修理、トランスフォームです。

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一般的な修理は元の状況に近づけることを目的に行われます。
ですが中には破けてしまったり、切れてしまったりと同じようには戻せないこともあります。
全体的にはまだ履けるのに非常にもったいないと常々思っていました。
『そうだ!違う靴にしちゃえば良いんだ!』と発想の転換から浮かんだのが今回紹介するトランスフォーム=変身です。

例えば革が破けてしまった場合。。。

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パッチを貼っちゃいます!
貼る素材、色、形は自由自在です。
こちらでもご用意していますが、ご自身でお持込いただいても構いません。

よくある履き口の破れも。。。

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履き口のステッチを一度外して革を当てることで、問題なく履けるようになります!

ソールに穴が開いてしまっても。。。

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カジュアル使いに適した底材を多数ご用意しています!
完成品はこんな感じです。

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この方法を使えばオリジナルのパッチシューズだって出来ちゃいます!

革靴の本場イギリスのチャールズ皇太子も同じように修理した靴を履いるんですよ。
もっともチャールズ皇太子の場合は同じ用途で使うことを前提として修理していますが。。。

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革靴修理の新しい可能性、トランスフォーム。
ぜひオリジナルシューズの製作に挑戦してみて下さい!

価格等内容はサイト内の『Transform~トランスフォーム』をご覧ください。
https://www.brosentshoes.com/%E9%9D%A9%E9%9D%B4%E3%81%AE%E4%BF%AE%E7%90%86/transform-%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%A0/

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by brosent | 2017-02-25 16:34 | 靴修理

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こんにちは。。。BROSENTの清水です。。。
今回はこの連載を始めるきっかけとなったカルミナがまだアルバラデホという名前だった頃のお話です。
興味があったらお付き合いください。

本間『随分古い写真ですね~!』
清水『15年以上前じゃない?多分マヨルカ訪問2回目か3回目位だよ』

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清水『左から創業者で当時社長だったホセ。次女のベティさん。ホセの奥さんでカルミナさん。で、現社長のトニーことアントニオ。因みにトニーの妹さん、トニーの娘さんもカルミナで計3人いるんだって』
本間『女性が強いファミリーですね~』
清水『数だけならそうでもないよ。メルミンとか立ち上げた長男と、三男(トニーの弟)がいるから男3人。女も3人。だから互角だな』
本間『女性はベティさんとカルミナさんと、もう一人は』
清水『カルミナでデザイン描いてるマルレーンってお姉さんがいる』
本間『なるほど』

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清水『当時はまだまだ小さな工場で、街の中にあったんだ』
本間『へ~』
清水『儲かって何年か後に町のはずれの大きなところに移動するんだけどね』
本間『良いですね~、儲かってて。。。(-_-;)』

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清水『素材は当時から良い物を使ってたよ。アノネイが多かったのかな?あと安い靴を作る時はモンテスとかスペイン製の革を使ってた』
本間『清水さんとこは?』
清水『もちろんアノネイ使ってた!』

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本間『僕も何回か靴の工場見せてもらったことあるんですけど、ミシンって女の人でしたね。どこもそうなんですか?』
清水『ほとんどそうだと思う。男性って見たことないわ、確かに。やっぱり女性の方が上手なんじゃない、ミシンは』
本間『ですかね~』
清水『特にこの左の写真のおばちゃんは上手かった!手元見ないで縫えるんだから。もう染みついちゃってるんだけ。こういう人を見ると、靴1足に色々な人が携わってるんだな~。きちんとお客様に伝えなきゃな~、って思うよ』
本間『珍しく良いこと言いますね』
清水『まぁな。。。』

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清水『あとここんちはソール周りの仕上げが細かいね』
本間『へ~』
清水『底周りの工程数はイギリスのメーカーより多いと思う』
本間『綺麗ですもんね、カルミナ。あ、ソールの刻印ががまだアルバラデホだ』
清水『ホントだ!懐かしいね~』

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清水『古いサンプルがあってさ~。カルミナ=アルバラデホ自体はそれほど古くないけど、先祖代々靴作り一家なんだよね、ここんち。結構古いサンプルだと思うんだけど全然大事にしてないの(笑)』
本間『汚っ!( ゚Д゚)』
清水『だろ!スペイン人っぽいっちゃスペイン人ぽいよな~』

清水『あとはお約束の飲みの写真だ』
本間『出た!そんなの読者の方喜びますかね?』
清水『しょうがないだろ!この手の写真の方が多いんだから!』

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清水『当時トニーがよく連れて行ってくれてた俺がマリオって呼んでるおじさんの店だ、これ』
本間『若いですね~、トニー!清水さんは。。。白髪が増えたくらい。。。?』
清水『。。。この店、小さな店なんだけどスペイン国王やナダル(マヨルカ出身のテニス選手)、エトー(サッカー選手)なんかも来てたらしいよ』
本間『凄いじゃないですか!場違いですね!』
清水『確かに。。。』

本間『この前古い友達って言ってましたけど、ホントに古い友達なんですね』
清水『カルミナは他にも写真一杯あるからあと何回かは出てくるかもな』
本間『そりゃ楽しみです』

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by brosent | 2017-02-23 19:55 | 革靴

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こんにちは。BROSENTの清水です。
皆さん靴の管理ってどうなさってますか?
今回はBROSENTが独自の企画で別注したパスコ製のシューズボックスのご紹介です。
靴をたくさん持っていらっしゃる方。下駄箱に入りきれていない方。インテリアに興味のある方。必見です!

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貴方は靴を何足お持ちですか?
私も仕事柄かなりの足数を所有しています。
当然下駄箱には入りきれません。
手狭のマンション生活ですからセレブのような下駄箱を用意することも出来ず、シェルフに箱済みで保管するしか方法がありません。
そこで箱積みに適したオリジナルの靴箱を新潟に工場を持つ安達紙器さんに別注してみました。
それがこちら。。。

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パスコ製のシューズボックスです。
BROSENTの靴のオーダーには標準でこちらのシューズボックスが付いています。
パスコとはヨーロッパで開発された繊維ボードで、靴の中底や梱包資材などにも利用されている軽くて丈夫な素材です。
一見普通の箱ですが、靴に携わって20年以上!そこは細かい点まで拘って企画しています!

まずはサイズ。
BROSENTの靴なら29㎝がギリギリで入る大きさです。
手持ちのブランドの靴箱のほとんどを採寸し、最も適したサイズにしました。

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続いては前に引き出せること。
これが実は重要です。
箱済みした際通常のシューズボックスの場合積み木崩しの如く下から箱ごと抜かないと靴が取り出せません。
しかしこちらのシューズボックスなら引き出すことで下に積んである靴も簡単に取り出すことが出来ます。

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底面にはゴム製の滑り止めが付いているので、積上げてもずれる心配がありません。

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話はそれますが、靴箱って2種類あるのをご存知でしたか?
厚紙を折って作る折箱と言われるタイプ。比較的安価なタイプです。
もう一つが折った箱に上から紙を貼ってあるタイプで、貼箱と言われています。
俗に高級靴と言われている靴に付いてるのは大体このタイプです。
この貼箱、見た目はかっこ良いのですが、上からの衝撃に弱いという弱点があります。
靴を詰めた段ボールをドスンと置いただけで、サイドが割れてしまうなんてこともあります(T_T)

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その為違う箱に靴を入れなければならなることも出てきます。
するとどの靴がどの箱に入っているか分からなくて神経衰弱状態になってしまうことも(-_-;)
そこで一工夫したのがこちらの仕様。

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引き手にカードが入れられるようにしました。
これに写真や靴の内容を書いておけば探すのが非常に簡単になります!

カラーはソフトオレンジ、ソフトイエロー、ウォーターブルー、チャコールグレー、レッド、スカイブルーの計6色。 ※2017年2月現在は21色の中からオーダーできるようになっています。
衣食住にこだわりのある方、是非一度現物をご覧になりにいらっしゃってください!


パスコ製シューズボックス

4,200円+税


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by brosent | 2017-02-18 17:52 | 革靴

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皆さんこんにちは。。。BROSENTの清水です。。。
皆さんモカと言う言葉をご存知ですか?
ユーチップやローファーなどの甲にあるU字型の意匠の事をモカと言います。
決して苦みのある飲み物の事ではありません。
今回はこのモカのバリエーションについてお話します。

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モカが使用されている靴は主に2種類、ユーチップとローファーです。
ユーチップ(海外ではエプロンダービー、エプロンシューズなどと呼ばれます)は、ドレスダウンに最適なドレカジ靴の代表です。
ローファーは皆さんご存知ですね?甲部にサドルと呼ばれるパーツの付いたスリッポンの事です。
これらの甲に燦然と輝くあのUの字。
着目したことありますか?
実はあれ結構色々なバリエーションがあるんです。
今回は代表的なものをいくつか紹介してみましょう。

まずは最もシンプルなタイプのこちら。。。

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甲部をサイドの上に乗せて縫い付けて作るモカで、乗せモカと言います。
シンプルな分見た目もドレッシーに見えます。

逆に。。。

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甲部をサイドの下に入れて縫い付けたモカを落としモカと言います。
現代ではあまり見かけません。
海外のオーダーサンプルや、昔の靴などに見ることが出来るせいか、ヴィンテージ感のある渋いモカです。
個人的にはシンプルで好きです。

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続いてはこちら。
モカの中でも最も多くみられるのがこちらではないでしょうか?
甲部とサイドを持ち上げるようにして縫い付けたモカで、拝みモカと言います。
職人さんたちは『拝み!』と言い、気取った人は『トライアングル』と言います。

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ドライビングシューズなどカジュアルのスリッポンで良く見られるのがこちら。
甲部がサイドに巻きつくように乗った見た目が蛇が鎌首をもたげた様に見えることから蛇モカと呼ばれます。
ボリューム感があり、ほぼ100%カジュアル靴で使用されます。

さてここまでは甲部とサイドを縫い合わせることでモカが作られるパターンでしたが、1枚の革から作られることもあります。

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1枚の革をつまんで縫うことからすくいモカとかつまみモカなどと呼ばれます。
1枚の革から作られることと、技術的な理由で今まで登場したモカの中では高価な部類に入ります。
このモカは機械縫いの場合と手縫いの場合があり、後者は特に高価です。

最後に。。。

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高級靴に見られるこちらのモカ。
一部ではライトアングルなどと呼ばれていますが、日本では何て呼ぶのか知りません。。。(-_-;)
職人さんたちは単純に『手縫いのモカ』と呼んでいます。
革の間を縫う高い技術が必要で、海外でも国内でもこれが出来るところにはレベルの高い職人さんがいる証拠となります。
図は細かすぎて書けませんでした。。。すいません(;^_^A

モカ一つでドレスっぽくなったり、カジュアルっぽくなったりと靴の表情はガラリと変わります。
こんなところにも注目して靴を選ぶと楽しいですよ!

あ、BROSENTにはまだユーチップ無かった。。。(-_-;)


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by brosent | 2017-02-16 19:31 | 革靴

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連載企画『私と世界の靴』、今回はクロケット&ジョーンズ。
日本を初め世界的な人気を誇るビッグブランドです。
そのクロケットが名ラスト337を登場させた2001年ごろのお話です。
興味があったらお付き合いください。


清水『知ってるとは思うけど元々クロケットはOEM(Original Equipment Manufacturing の略で、他社のブランドなどの生産を請け負うこと)メーカーとして裏方の活躍が多かったんだ』
本間『みたいですね』
清水『それが2001年だったかな?突如ハンドグレードコレクションに新ラスト337を登場させて以降OEMをあまり受け付けなくなったんだ。オリジナルネームで勝負!みたいな』
本間『ハンドグレードって337の前があるんですか?』
清水『あったよ。330って言うのが。当時扱ってたけど全然売れなかった。。。(-_-;)』

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清水『クロケットのパリ店が出来て、そこのショップインショップにディミトリー・ゴメスさんっていうビスポーク職人さんがいるんだけど、その人が監修したらしいよ。ゴメスさんの話はまた今度するとして、とにかく当時としてかなり洗練された木型だった』
本間『ですぐに食いついたと』
清水『その通り!型も10型位だったかな?キャップが無かったのよ!』
本間『それ飲んだ時に聞いた!名作オードリーって清水さん企画だったって話!』
清水『( ̄ー ̄)ニヤリ』
本間『それってまぁまぁ凄いですよね』
清水『まぁまぁじゃねぇよ!まだオードリーって名前じゃなかったし、品番の9447じゃなかった。モデル名はまだ無くって、J9520って品番だった』
本間『へ~』
清水『あと履いてみたら凄い足入れ良くてさ。「これじゃスタンダードとサイズ変わるな」と思って、「D出来ない?」って聞いたのよ』
本間『そしたら?』
清水『断られた。。。発注数の問題で。。。(T_T)』
本間『今はほとんどの店でDですよね? 』
清水『そう。頼んだ翌シーズンに足の細い人たちの国アメリカから大口の注文があったらしくで、D作ってくれることになったんんだ』
本間『棚ぼたですね』
清水『。。。』

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清水『話を工場に戻そうか。靴の顔つきって分かるかな?』
本間『雰囲気とかですか?』
清水『そうそう。まぁ単純な見た目だよな。色々な工場を見に行って思ったんだけど、靴の顔つきって工場に凄く影響されてると思うんだ』
本間『と言いますと?』
清水『綺麗に整頓されている工場の靴は生真面目で細かい作りにしてる。逆にゴチャゴチャした工場の靴は何となく味がある。前者の代表がクロケットや、日本で言うとユニオンさん。後者が。。。』
本間『分かった、トリッカーズでしょ?』
清水『正解!BROSENTの靴を作ってるセントラル靴みたいに工場は後者なんだけど、作りは前者と後者のミックス的な例外もあるけどな(-_-;)』

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本間『体育館みたいですね』
清水『うん。明るいし、綺麗な工場だ。特に裁断の階は良く見えるように採光にまで気を使ってる。良い工場だと思うよ』
本間『ふ~ん。で何で写真セピアなんですか?』
清水『ん?この頃写真に凝り始めて色々とやってみたかった頃だったんだ。特に意味はない』
本間『はぁ。。。』

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本間『まだウッドラスト使ってるんですか!?』
清水『壊れ次第随時プララストに切り替えていくって。良くウッドラストが良いようなイメージを持たれてる方多いと思うんだけど、実際は違うんだよね。細かい修正が必要なビスポークの場合はウッドラストの方が便利なんだけど、形が決まっちゃってる既成靴の場合はプララストの方が何かと都合が良いんだ』
本間『何でですか?』
清水『まず耐久性。ウッドラストでは大量の靴は作れない。割れちゃうから。あと湿気とかで微妙に形変わっちゃうんだよ、ウッドラストって』
本間『なるほど。確かに言われればそうですね』
清水『何でクロケットでもなるべくプララストを使って、足りない時だけウッドラストを使う。壊れたらプララストに交換。ってやってたわ』

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本間『ショールームですか?』
清水『そう。古い物から最新のサンプルまで一通り目にすることが出来る。クロケットミュージアムだな。こんなのもあったぞ』

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本間『凄いっすね、これ!何時頃の物なんですか?』
清水『知らん。中には万博とかに出したやつとか資料的な物も置いてあるよ。あ、そう言う古いサンプルを復刻させようってんでクロケットに昔あったコレクションの名にちなんで“スワン・コレクション”って言うの作ったことあったな』
本間『あ~、ありましたね!あれそう言うことだったんですか!』
清水『そう。ショールームで見た昔の靴がカッコイイな~と思って、社長に現行ラストを使って作ったのがスワンだったんだ』
本間『へ~』

清水『じゃあ、恒例のお食事タイムいこうか』
本間『今回は?』

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清水『ずばり“ノーザンプトン・ジェントルマンズ・クラブ”!』
本間『仰々しい名前ですね~』
清水『会員制らしいよ。飲んだり飯食ったりできるらしい。店内の写真撮った記憶があるんだけど、見当たらないんだよね~』
本間『高いんですか?』
清水『ゴチだったんで分からんけど、安くはないんじゃない?』
本間『ですよね~。。。』
清水『写真真ん中が社長のジョナサン、右がノーザンプトンの重鎮でギネスさん。ギネスさんはあのギネスビールの創業者の一族らしいよ』
本間『ジェントルマンとか、ギネスとか、何か全体的に一流感漂ってますね』
清水『庶民的にはちょっと肩こるけどな。。。(;^_^A』

本間『実際に見て、聞いて、やってこないと分からない。裏ネタ満載のこのコラム。如何でしたか?次回はどこのお話でしょう?お楽しみに!清水さん、このコラム結構評判良いですよ』
清水『書く方は写真探したりとか結構大変なんだぞ』
本間『頑張って下さい!では皆さん次回またお会いしましょう!』
清水『。。。』

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by brosent | 2017-02-13 17:06 | 革靴

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こんにちは。。。BROSENTの清水です。。。

私がこの業界に入る20年以上前からストレートチップはメンズドレスシューズの中で最も人気のあるデザインです。
冠婚葬祭にも使える1足はマストハブなデザイン、それがストレートチップです。
今回は革靴デザインの王様ストレートチップのお話です。

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私たちの親世代の方々が一文字と呼んでいたストレートチップ。
トゥに対し真一文字に切り返しが付いたデザインをこう呼びます。
日本ではこのデザイン全般をストレートチップと呼ぶことが多いですが、実はその中にも様々な種類があって、その用途も微妙に変わってきます。
今回はちょっと細かく見ていきましょう。

まずは最もシンプルなこちら。。。

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穴飾りなどの装飾の無い最もシンプルなストレートチップで、海外ではキャップトゥと呼ばれています。
ご存知の方も多いとは思いますが、黒のキャップトゥは冠婚葬祭でも使える日中使用する靴の中で最もフォーマルなデザインです。
あくまでも私見ですが、あまりにもドレス度が高いため、タイドアップ時にしか使用できず、あまりビジネスシーンでの汎用性は高くはありません。
ですが冠婚葬祭などで必要なってくるので、まずは1足、修理可能な長く履ける良い靴を選んだ方が良いと思います。
『もうキャップは人生でこれ1足!』くらいの感じで。

続いてはもう少し汎用性の高いこちら。。。

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キャップトゥのつま先部分にだけパーフォレーションと呼ばれる穴飾りが付いたタイプです。
これ正式名称がありません。。。(-_-;)
海外メーカーの表記でも『Punched cap toe』とか、『Cap toe with punch』とか記載されています。
極めてシンプルですが、穴飾り、飾りが付いているので、キャップトゥよりは華やかな印象になります。
カチッとしたスーツスタイルを少しだけ柔らかい印象に出来ます。

更に飾りが増えると。。。

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キャップに加え、レースステイや履き口周りにもパーフォレーションが入ると名称がクウォーターブローグとなります。
こうなるとタイドアップだけでなく、ジャケットスタイルにも対応可能です。
ビジネスシーンにおける汎用性はこちらの方が圧倒的に高いです。
ビジネスマンの方々に人気が高いのはその為です。
持っていると重宝する1足です。

クウォーターブローグに更にメダリオンと呼ばれる装飾された穴飾りをつま先に入れると。。。

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こちらのセミブローグとなります。
こうなるとスーツ:ジャケット=4:6位になるでしょうか?
スーツも着るけどジャケットスタイルの方が多い、と言う方にはお勧めです。
トゥに入ったメダリオンがさらに華やかさを増し、より洗練された印象を相手に与えることが出来ます。

最後にBROSENTのオリジナルデザインのこちら。。。

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昔から『メンズシューズのトゥのデザインで何か新しい物はないものか。。。?』と考えていた私。。。
今回BROSENTの立ち上げにあたり今まで以上に真剣に考えました。
目新しい上に派手になりすぎないビジネスに使えるもの。。。
で、行き着いたデザインがこちらのデザイン。
名付けてスライドキャップトゥ。
『キャップトゥの領域出てないじゃん』と言われそうですが、そこは目をつぶって下さい。
一見普通だけど斬新、と一応コンセプトには合っているかと(;^_^A
オーダー頂いた方も『普通だけど他所に無いデザイン』と好評をいただいております!
私もグレーと黒のスエードのコンビで履いてます!

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革靴デザインの王様ストレートチップだけに手は抜けない。
一張羅からヘビーユースまで、是非BROSENTで作ってみませんか!?

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by brosent | 2017-02-10 17:15 | 革靴

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こんにちは。。。BROSENTの清水です。
『写真撮るのは趣味だけど、撮られるのは嫌い』『昔取った杵柄嫌い』な私ですが、本間さんの『いくら僕らが「良い靴だ、良い靴だ」って言ってもどこの馬の骨か分からない人たちが作った靴じゃ信用出来ないでしょ、お客様も!』の一言で目が覚めました!
毎回切抜き程度のボリュームになるかと思いますが、私が過去に経験した様々なメーカーの方とのお話を少しずつご案内したいと思います。

本間『と言う訳で第1回始めりましたね』
清水『そうだね』
本間『テンション低いですね~!上げていきましょうよ!』
清水『自分の若い頃の写真とか出てくるかもしれないんだぞ。相当恥ずかしいぞ。』
本間『良いじゃないですか。僕が出る訳じゃないし』
清水『はぁ。。。じゃ、まず初回は、こちら』

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本間『古そうですね!』
清水『1900年位だよ、確か、創業』
本間『どこですか!?』
清水『ホーウィン
本間『ホーウィンってコードヴァンの?』
清水『そう。コードヴァンの』
本間『靴じゃないじゃないですか!』
清水『いいだろ、別に。可愛い抵抗だよ、俺の』
本間『まぁ良いですか。。。コードヴァン好きな人多いし』

清水『場所はシカゴ。びっくりする位都心の近くにあるんだよ。駐車場に届いたばかりの牛の革があったね、生の』

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本間『生ですか。。。』
清水『そう生。言ったら死体だからね。なかなか強烈な匂いでさ。午前中だったんだけど、一緒に行ったメンバーで昼飯食えない人いたよ』
本間『大変なんですね、タンナーさんも。。。次の写真は?』

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清水『ドラム、日本ではタイコって言うけど、まずはこれにぶち込んで、汚れや毛を取る。その後がいよいよ鞣しなんだが。。。』
本間『なんだが?』
清水『タンニン液のプールに漬け込むんだけど、これがまた、匂いが。。。』

本間『凄い?』

清水『凄いな。数時間は鼻から消えないくらい』

本間『それはまた。。。』

清水『純タンニンだからこそなんだろうけどな』

清水『で、ちょっと飛ばしてコードヴァンっぽくなってきたのがこちら』


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本間『お~っ!結構大きそうですね?』
清水『外側はほとんど使えないからもっと小さくなるよ。知ってると思うけど元々は農耕馬のお尻を使ってたんだよ。馬力のある大きな馬だし、叩かれるから革も厚くて丈夫だったから良かったんだよ。だけど最近では農耕馬なんて使わないから、馬も小さく、薄くなってきちゃったってマネージャーさんも嘆いていた。因みに馬なら何でも良いって言ってた気がする』
本間『シマウマでもですか!?』
清水『多分な』

清水『で、ローラーで革の裏側をガンガン潰すわけだ』

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本間『コードヴァンってスエードと同じで裏革ですもんね』
清水『その位は知ってるんだな』
本間『。。。(-_-;)』
清水『じゃあ何で薄い色のコードヴァンが少ないか知ってるか?』
本間『汚れが目立つから?』
清水『正解。特にこのローラーの工程で革とローラーの間に埃でも入ろうものなら強烈なプレスがかかるから黒い斑点になっちゃうんだ』
本間『そこまで知りませんでした。。。』
清水『まぁ見て来なきゃ俺も知らなかったよ。だからバーガンディとか黒とか濃い色にしてごまかしてる訳』
本間『なるほど』

清水『で、出来たのがこれ』

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清水『左がローラー前で、右がローラー後。光沢感が全然違うだろ?』
本間『ホントですね』
清水『あとは色染めて完成だ』
本間『あ、端折った!』
清水『写真が見当たらなかったんだよ(-_-;)当時デジカメ持ってなかったら写ルンですだ。。。』

清水『と言う訳で今から15年以上前に行ったホーウィンの話だけどどうだった?』
本間『良いですね~。プロっぽいですよ!』
清水『(プロなんだよ、一応)ホーウィンってコードヴァンで有名だけど、生産のほとんどはクロムエクセルとかハード系の革が多いんだって。バスケットやアメフトのボールの革なんかも作ってたよ。もっとも売り上げの半分がコードヴァンって言ってたけどな、当時は』
本間『へ~』

清水『ところで、これ続くのか?』
本間『続きますよ!まだまだあるでしょ?』
清水『まぁ、あるけど。。。』
本間『皆さん次回をお楽しみに!』
清水『。。。』


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by brosent | 2017-02-09 19:24 | 革靴

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こんにちは。。。BROSENTの清水です。。。

メンズシューズにはいくつかの定番デザインが存在します。
プレーントゥ、ストレートチップ、ウィングチップ、ユーチップ、モンクストラップと言ったところでしょうか?
今回はその中の一つウィングチップについてお話したいと思います。

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靴の興味を覚えた中学生のころ、REGALのウィングチップに憧れたものです。
当時は今ほどファッション誌が多くなく、ましてやネットもない時代。
情報はごく僅かでしたが、靴屋さんの高級ゾーンに飾られているその靴がとてもまぶしく見えたものです。
紳士靴のデザインの中で最も華やかなデザインと言っても良いのではないでしょうか?


さてその華やかなデザイン、ウィングは機能ありきのデザインだったことはご存知ですか?
19世紀頃から一般的に履かれるようになったようですが、元々は狩猟などのを歩くために開発されたデザインでした。
デザインを形成するギザギザや穴飾りは水はけを良くするための意匠です。
今でいうトレッキングブーツの役割ですね。
狩猟や釣りなどアウトドアでもジャケットを羽織っていた時代ですから、足元も革靴になる訳です。
そんなハードなウィングチップですが、現在ではスーツやジャケットスタイルは下より、カジュアルスタイルなど幅広いスタイルの中で利用されています。

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歴史に続いてはその名称についてです。
日本ではウィングチップの名で通ったこのデザインですが、海外では通じません。
海外ではフルブローグ、ブローグなどと呼びます。
内羽根ならフルブローグ・オックスフォード、外羽根ならフルブローグ・ダービー、と言った具合です。
海外でお買い物をする際はお気を付けください。

因み日本の職人さんたちは『おかめ』と呼びます。
『おかめ』の額の形が似ていためそう呼んでいます。

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このウイングチップの中でも様々なバリエーションが存在します。
まずはサイドのデザインが特徴的なこちら。。。

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ウィングのサイドが後方まで伸びたデザインで、通称ロングウィングと呼ばれます。
サドルシューズと並びアメリカントラッドの代名詞とも言えるデザインだけに、アメリカ靴に多く見られます。

続いてはこちら。。。

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穴飾りなどの装飾を全て取ったデザインで、ブラインドブローグと呼ばれます。
ブラインド=、見えない、と言う意味です。
中にはウィングをパターンではなくステッチのみで形成したものもあり、イミテーションブローグなどとも呼ばれています。
すっきりとした印象で、よりモダンな雰囲気となります。
幅広い用途に使えるのでもう少し広まっても良いんじゃないかな~、と個人的には思っています。

続いてはこちら。。。

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ウィングが短いのでショートウィングと呼ばれています。
日本はおろか海外でもあまり一般的なデザインではありませんが、主にビスポークなど高級靴と言われるブランドで見ることが出来ます。
靴好きなら是非持っていたい、通好みの1足です。
BROSENTでも人気のあるデザインとなっています。

最後はこちら。。。

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正確にはウィングとは言いませんが、その亜種と言うことで。
トゥのデザインがダイヤの形をしていることからダイヤモンドチップキャップと呼びます。
ウィングの進化版かと思いますが、より洗練された印象です。
BROSENTの二人も大好きで、自分たちが履く靴もまずはこのデザインで作りました。
オーダー数もBROSENTオリジナルデザインのVickey(=スライドキャップトゥ)とJoan(=ローファー)と並んでトップクラスのデザインです。
問答無用でかっこいい!と思います、私は!

如何でしたでしょうか?
ウィングと言っても色々あるのがお分かり出来たでしょうか?
BROSENTでは様々なウィングチップをお作りすることが出来るので、是非お気に入りの1足を見つけてみて下さい!


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by brosent | 2017-02-07 18:36 | 革靴

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こんにちは。。。BROSENTの清水です。。。

今回はBROSENTで扱っている靴の中から私が個人的に気に入っている靴のお話です。

歴史的に見てメンズファッションは既存のルールの戦いでした。
レディースと比べメンズはある程度決められたルールがあります。
そうなるとその中で如何にして他との差別化を図るか!これがお洒落さんにとって大きな問題でした。

そこでキーワードになるのが『細部』、『ディティール』です。
良く着物の裏地に例えられるように、『クラシック=定番』の中に『遊び心=洒落心』を入れる、これがメンズファッションの肝です。
BROSENTにはそんな遊びクラシックの傑作が揃っています。
その中で私が最も気に入っている靴をご紹介します。
こちらです!

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どこが普通の靴と変わっているのにお気付きですか?
『色?』違います。
色は色見本用に染めているだけなので、関係ございません。 ※因みにこちらはBROSENTのオリジナルカラー『Jewl Beetle』と言います。詳細は『こちら』をご覧ください。
では角度を変えて見てみましょう。

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これで分かりましたね?
右のデザインはクウォーターブローグと呼ばれるもので、ビジネスシューズの中でもベスト3に入る人気のデザインです。
これによく似ていますが、キャップが斜めに入っているのです。
名付けて『Slide Cap Toe(スライド・キャップトゥ)』!
長年『メンズシューズの新しいトゥデザインの形状ってないかな~』と考え続けてきた私が考えた新しい提案です。

こちらの靴には他にも良く見ないと分からない渋いディティールがございます。
例えばこちら。

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カウンターと呼ばれる踵回りのパーツのデザインですが、波型にしてみました。
後方な上にパンツがかかると見えなくなる靴にとってはわき役となるパーツですが、そこに敢えて凝った意匠を持って来ました。

レースステイと呼ばれる靴ひもを通すパーツは俗に『アデレイド』と呼ばれる竪琴型のデザインを採用しています。

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またBROSENTの靴が他店の靴と違うのが、外見だけでなく中の構造にも別注をかけている点。
お見せできないのが残念ですが、木型から芯材まで別注をかけており、通常は矯正靴に使うような特殊な芯材を特別に開発。
木型の設計とこの芯材のおかげで踵から付き踏まずにかけては抜群のフィット感となっています。
これも見えない所に拘るBROSENTの一つの拘りです。

どクラシックも良いですが、BROSENTの『遊びのあるクラシック靴』も如何ですか?
クラシックと言われる全てのアイテムも、世に初めて出てきた時には『奇抜』『異端』と言われていたのですから!


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by brosent | 2017-02-06 19:52 | 革靴