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こんにちは、BROSENTの清水です。
毎日ジメジメしてて嫌な感じですよね~!(T_T)
雨が降らなければ降らないで水不足になりますし、ある程度は降ってくれないと困るには困るんですが。。。
とにもかくにも革靴好きにとっては悩ましい季節である事には変わりないでしょう。
と言う事で本日は雨に強いことが大分皆様に浸透してきたスエードのお話です。

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当ブログをご覧の方ならスエードが雨に強い事、そして何故に雨に強いかはご存知だと思います。
え?知らない?
では先にこちらをご覧ください。


さて、BROSENTでは現在4種類のスエードのご用意しております。
値段の高い順に。。。

1)KUDO REVERSE/CHARLES・F・STEAD(英)
2)SUPER BUCK/CHARLES・F・STEAD(英)
3)OTTER PROOF/SCIARADA(伊)
4)SILKYNAP(日)

でございます。
今回はこの4種類に加え昨日完売してしまったREPELLO CALF/CHARLES・F・STEAD(英)を加えて、毛並み=見た目や、撥水性=実用性などのクウォリティを比較してみました!!

まずは毛並みの美しさから行ってみましょう!!

エントリー1番、KUDO REVERSE選手から!

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そもそも牛じゃない所から若干反則気味のこのKUDO REVERSE。
動物自体が希少種なのでお値段も高いに決まってます。
ですがそれだけが高い理由ではありません。
見て下さい!
このきめの細かさ!!
そしてこの革厚い上に、柔らかいんです!
つまりは丈夫で履きやすいと言う事です。
恐るべし、KUDO REVERSE選手!!

続いてはエントリー2番、SUPER BUCK選手の登場です。

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流石牛さんスエードの最高峰と言われるだけの事はあります。
毛並みの美しさは半端じゃありません!!
靴にすると相当上品な仕上がりになると思われます。
個人的にはかなり好きな部類に入ります。。。

続いては惜しくも日本の代理店さんが辞めてしまって手に入らなくなったREPELLO CALF選手です。

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前出のKUDO REVERSE選手やSUPER BUCK選手に比べるとやや劣りますが、悪くありません。
流石スエードの名門英国CHARLES・F・STEADを代表する逸品です。
英国スエードの標準と言ったところでしょうか?

続いてはお国変わってイタリアを代表するスエード、SCIARADA社のOTTER PROOF選手です。

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こちらもKUDO REVERSE選手やSUPER BUCK選手にはやや劣りそうです。
REPELLO CALFと同等レベルでしょう。
海外のやや高めのメーカーが使っている理由が良く分かります。

最後は唯一の日本からのエントリー、SILKYNAP選手の登場です。

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う~ん、流石に海外の一流素材の中に混じると差が出ますね~。。。
しかし国産ではかなり優秀な素材に入ることは間違いないです。
Jリーグとプレミアリーグ、セリエAとの違い、と言ったところでしょうか?

まとめると。。。

KUDO REVERSE/CHARLES・F・STEAD(英)  Aランク
SUPER BUCK/CHARLES・F・STEAD(英) Sランク  
REPELLO SUEDE/CHARLES・F・STEAD(英)  Bランク
OTTER PROOF/SCIARADA(伊) Bランク
SILKYNAP(日)           Cランク



さて毛並み部門に続いて、皆さん注目の撥水性テストの方に!と行きたいところですが、本日はここまで!
次回『スエード徹底調査Vol2~撥水性編』を楽しみにお待ちください!!



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by brosent | 2019-01-27 18:28 | 革靴

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こんにちは、BROSENTの清水です。
先日当サイトの『革の染替え』のページに『染替えが出来るものと出来ないもの』を掲載しましたが、念のためこちらのブログにも掲載したいと思います。
染替えを検討されている方は是非参考になさって下さい。


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まずBROSENTの染替えについて話しましょう。
BROSENTの染替えは全て染料を使って皮革内部から染めていきます。
その為革が本来持つ独特の雰囲気を壊すことがありません。


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お店を始めてから周りの話を聞いていると、どうも『染替えやってます』と言う店舗の多くは革の表面に顔料を吹き付けている所が多いみたいです。
確かに技術はそんなにいらないですし、大概の革に出来ちゃうので多いのも頷けます。
ですがこれ弱点があって、履きじわ等動きの多い箇所が割れてくる可能性があるんです。
一方染料の場合色の調整など経験と技術が必要になります。
天然皮革が相手ですから同じようにやっても毎回同じ様に仕上がるとは限りません。
ですので毎回調整が必要なんです。
また吹き付けるのではなく、革の内部に浸透させなければならないので、染料=水分を弾く革は染替えがしづらく、ないし出来ない物も出てきます。
と言う訳で、今回は素材別に見る『この靴は出来るの?出来ないの?』をご紹介致します。

あ、まず基本の基本ですが、≪染替えは薄い色から濃い色への変更≫となります。
ブラックをブラウンにすると言ったことは出来ません。
ブラウンからネイビーやグリーンになどは元の色の濃さによって出来たり、出来なかったりするのでその辺りはご相談ください。

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では行ってみましょう。
一番やりやすいのが革の表面をコーティングしていないスムースレザーです。


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見分け方は『アンティーク加工』が施してある革、『何となくムラ感がある』革はこれの確率が高いです。


続いては顔料仕上げの革です。


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この革は出来る場合と出来ない場合があります。
写真の白革のように厚く仕上げられていると出来ません。
薄い仕上げの場合は除去してから染め変えることが出来ます。
実はこの革皆さんが思っている以上に世に出回っています。
細かい傷や血管の跡などを誤魔化せる=革を無駄にしないで使えるため多く使用されているのだと思います。
見分け方は『色にムラ感が無い』『妙にハイシャインがしやすい(水分が入らないのでやりやすいんです)』と言ったところでしょうか。
ちょっと一般の方では見分けるのは難しいかもしれません。
靴屋さんでも見分けられる方少ないかもしれない位なので。。。


続いてはガラス革です。


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これは残念ながら染替えは出来ません。
革の表面を合成樹脂でばっちり覆ってしまっているので、染料が浸透しないのです。
また除去することも出来ません。
見分け方は『プラスチックのような光沢』があることです。


ガラス革より更に厳しいのが。。。


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パテントレザー、所謂エナメルです。
こちらもガラス革同様ウレタンなどの樹脂でコーティングしてある為、染料が染み込みません。
残念ながらこれもアウトです。
これは見れば誰でも分かりますね(;^_^A


続いてはカーフに続いてご依頼の多いコードヴァンです。


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これは可能です。
一部顔料加工を施したコードヴァンもありますが、過去の例から見ると除去可能な範囲です。
ただ色が濃い物が多いので同色による染直しか、黒や濃いネイビーなどへの変更しか出来ません。
あ、因みにウイスキーなど薄い色のコードヴァンが何故少ないかと言うと、裏面(コードヴァンは裏革です)をローラーで潰す際にどうしても埃などが入ってしまい、汚れが付いちゃうんです。
その汚れが目立ってしまうため薄い色のコードヴァンってタンナーさんが作りたがらないんです。
豆知識でした(^_^)v


続いてはオイルレザーです。


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これは大概大丈夫です。
ただオイルが染料を弾く事があるので、結構染料の量を増やす必要があります。
その為ライニングへの色抜けが起こる可能性があります。
また仕上がりは少し光沢が出るので、オイルレザーのマット感が好きな方は避けた方が良いかもしれません。
見分け方は≪裏から指で押して、押した部分が白っぽくなる≫ようならこの革の可能性が高いです。


最後はスエードです。

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これも出来る場合と出来ない場合があります。
そもそもスエードは色ブレが起こりやすく、安定した色が非常に出しづらいです。
またライニングへの色抜けの可能性もスムースと比べ遥かに高くなります。
なのでそれらを防止するためにかなり濃い色への変更が条件となります。
これは見分け方はいらないですね(;^_^A
染められるか染められないかはちょっとご自身では判断できないと思うので、ご相談ください。


最後にコンディションの悪い革は染替え出来ない場合もございます。

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クラック(ひび割れ)などから一気に染料が入ってしまい、その部分だけ濃くなってしまったりしてしまいます。
また革が劣化していると染替えの作業自体に耐えられない可能性があります。
この辺りの判断も分からなければ是非ご相談ください。


と色々と書きましたが、『分からなければ相談する!』が一番だと思います!!
是非お気軽にお問合せ下さい!!



by brosent | 2019-01-20 19:30 | 革靴

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こんにちは、BROSENTの清水です。
今日はあいにくのお天気ですね。。。
これから梅雨の季節が来るかと思うと気も滅入ると言うものです。。。(T_T)
ところで皆さん雨の日ってどんな靴をお履きになっていますか?
靴好きの方の多くは『スエードを』とお答えになると思います。
そう!スエードは雨に強いんです!!
じゃあ何故雨に強いかはご存知ですか?

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高級靴ブームの前、まだまだインポートシューズや靴のメンテナンスなんかがマイナーだった時代、スエードは『扱いづらく』、『手入れが面倒だ』、と言うイメージを持たれた可愛そうな素材でした。
一方で『お洒落な人が履くもの』と言う良い印象も持たれていたと思います。
ですが靴ブームが起きメンテナンスのノウハウが一般的になってくると状況は一変!
スエードは『扱いが楽』で、『雨に強い』と言うことが広く知られるようになってきました。
では何故スエードは雨に強いのでしょうか?
雨に強い事は知っていても、その理由を知っている方は意外と少ないのではないでしょうか?
BROSENTの本間先生の例えが非常に分かりやすかったのでご紹介しましょう。

一般的な表革は要は坊主頭と同じです。

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毛が無いため地肌に直接水が当たります。
逆にスエードは。。。


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地肌の上に毛が生えている為、地肌に直接水が当たりません。
この差です。

またメンテナンスも表革と違いクリームなどを塗る必要もなく、基本ブラッシング、たまにスプレー程度で済むので楽ちんです。
いいことづくめです!

あと『スエードって1年中履いて良いの?』と言う質問もお聞きしますが、ずばりOKです!
洋服の色が明るくなるためダークブラウンなどはちょっと重くなってしまいますが、ミディアムブラウンやライトブラウン、ベージュやネイビーなど色々な色があるので、全く問題ありません!!

では最後にBROSENTでご用意しているスエードをご紹介しましょう。

まずはスエードと言えばCharles・F・Stead(チャールズ・F・ステッド)と呼ばれるほど有名な英国タンナーの最高級スエード、Super Buck(スーパーバック)です。


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毛足が細かく、革の表面を残した俗に銀付きスエードと言われる代物です。
高級感があり、エレガントな仕上がりを目指すならこちらがお勧めです。
カラーはブラック、カフェ(ダークブラウン)、オールド・スナッフ(ミディアムブラウン)、オータム・スパイス(ライトブラウン)、ローヤル(ネイビー)、ガウチョ(ベージュ)の計6色展開です。

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続いては最近投入したイタリア・シャラ社のOtter Proof(オッタープルーフ)です。
こちらもスエードではかなり有名なタナリーです。

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こちらは予め撥水加工を施したスエードなので、ますます雨に強くなっております。
Otterとは英語でカワウソと言う意味なんですが。。。まぁアザラシなんかと同じ水生動物ですから思いっきり弾くんでしょう、水を。
アザラシの毛ってメチャメチャ弾きますから。。。

始めたばかりなのでまだ1足しか上がっていないんですが、取敢えずボルドーのオーダーを頂いております。

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最後はSilkynap、国産のスエードです。

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かなりお安く作れちゃう国産スエードですが、流石に前出の2つと比べるとちょっと粗目です。
もっとも靴屋で3~4万円台で、ブランド物なら4~5万円台で売られているのがこのランクのスエードです。
なので決して悪いと言う事ではありません。。。(;^_^A
個人的にはコンビのパーツに使う事をお勧めします。

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と、BROSENTなら同じスエードでも様々な種類や色、使い方が出来るので、是非お気軽にスタッフにご相談ください!!



【スエードのプライス】
Super Buck/Charles F Stead(英) -5,000円(税別)
Otter Proof/Sciarada(伊)     -5,500円(税別)
Silkynap(日)            -15,000円(税別)

※標準価格からマイナスとなります!!



by brosent | 2019-01-13 18:35 | 革靴

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こんにちは、BROSENTの清水です。
黒靴派の私はもう10年以上茶系の靴を購入していません。
服もほぼ黒、グレー、ネイビー、ホワイトなので全く問題ありません。
でしたが!多くのテーラーさんとお取引をさせて頂いている間に、『どうにも茶系の方が合うな、この服は』と言う事がちらほら出てきました。
『でもまた履かなくなるかもしれないから作るのはもったいないな~。。。(-_-;)』と思っていましたが、ふとある事を思い出しました。
あの靴使えるかも!!

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今を遡る事10年ほど前、当時私が働いていた靴屋さんで、スペインのCARMINAと言うブランドでトランクショーを開催しました。
その際当時同ブランドのパリ店の店長ミゲール・フォントさんと言うパリでもちょっと有名なパティーヌの達人と言われていた方を日本にお呼びしたんです。
一緒に食事したり、オフの日には観光に連れて行ったりと色々とお世話しました。
で、数か月後仕事でパリ店を訪問した際ミゲールが『日本に行った時はお世話になったね。ありがとう。』と言う事で贈り物をくれました。
それがこちらです!!

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開けた瞬間目が点。。。
『。。。何か凄いね、これ。。。で、何でこの色なの?』と聞いたら、『トマシート(当時私はスペイン人にはトマシート、イタリア人にはトマジーノと呼ばれていました。≪小さいトム≫と言う意味らしいです。私名前朝義(ともよし)と言うので。。。(-_-;))のイメージで作ってみたんだ!』とのこと。
『あ、あ、そう。。。ありがとう。。。(どんなイメージだ!?)』
ミゲールさん曰く、うおおおおおぉぉぉぉ!!と言うイメージらしいです。。。(-_-;)
そんなこんなで大変ありがたく頂いた訳ですが、当時はもうMr.Blackになっていた私には履く機会もあまりなく、下駄箱の肥やしになっておりました。
ですがここにきてちょっと茶系の靴の方が合いそうな服が少し増えてきたので、この靴が10年ぶりに日の目を見ることになりそうです!!
ちょっと見てみましょうか。

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トゥの黒に近いボルドーから始まって、ヴァンプ(甲部)は薄い赤に、レースステイから後はパープルになっています。
横から見るとこんな感じです。


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横から見た方が綺麗ですかね?
いませんよ、こんな靴履いている人。。。
ですが赤、紫系は茶系の仲間です。
きっと茶靴の代用として頑張ってくれるはずです!!

で、この靴を店に持って来た時のこと。。。

本間『またどえらいの持って来ましたね。。。』
清水『茶靴の代用にしようと思ってな』
本間『なるほど。でも気を使た方が良いですよ。多分履いているとヴァンプ部分辺りは色抜けますから』
清水『そうなの?』
本間『これ僕と同じやり方でやってましたけど(実は当時のオーダー会、本間君も別の取引先として参加してたんで、見てるんです)、これだけ染料が薄いと色抜けします。一時のものですよ』
清水『あ、そうか。向こうでもパーティーに行く時とかにパティーヌするって言ってたわ。つまりずっとこれ、って事じゃないんだな?』
本間『そう言う事です。これは一時用です。あと、こういう染めの方が実は簡単です。言い方悪いですが、適当で良いんで』
清水『適当なのか!?』
本間『言い方が悪かったですね。。。こういう感じでムラ感が強い方がやりやすいんですよ。むしろ。。。』

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本間『こんな感じでムラ感を出さない方が面倒なんですよ。天然のものを染める訳ですから、どうしてもムラ感が出やすいんです』
清水『なるほどね~』

と、実際にやっている職人さんならではですね。
皆さんも時と場合を考えて、お洒落なシューズライフをお送りください!!
最後に当時イベントに参加していた若き日の本間君をご覧ください。
プププ。。。(≧◇≦)


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by brosent | 2019-01-06 18:42 | 革靴