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こんにちは、BROSENTの清水です。
毎日雨続きで嫌になりますね。。。
ところで皆さん雨用の靴ってご用意なさってますか?
合成皮革を使った安い靴でも良いのですが、お洒落さんの足元を飾るにはいささか役者不足です。
今回は雨用に買うなら、もとい作るならこんな靴が良いですよ~、と言うお話です。


≪ソール≫

これは言わずもがなラバーソールがベストです。
特にダイナイトやヴィブラムなどのスタッズタイプのソールは厚みがあまりないためドレッシーさが保たれます。
ドレスシューズに適したラバー部材です。
この辺りを選んでおけば間違いないでしょう。

ブログ『お洒落さんの雨靴のお話~ソール、製法、素材別』_b0365069_19081325.jpg
ブログ『お洒落さんの雨靴のお話~ソール、製法、素材別』_b0365069_19082146.jpg


でもただラバーソールを選んでおけば良いってものではありません。
実は肝心なのは製法です。


≪製法≫

靴の製法には大きく分けて3つの製法があります。
1)セメンテッド製法 アッパーとソールを接着剤で張り付けただけの製法
2)マッケイ製法   インソールとアウトソールを縫い付けた製法
3)グッドイヤー製法 アッパーとインソール、ウェルトと呼ばれるパーツを一度縫い、ウェルトとアウトソールを縫い付けた製法
今回はきちんとアッパーとソールを縫って作ってあるマッケイ製法とグッドイヤー製法に絞ってお話します。
が、文章で書かれても今一つ分かりませんよね。。。(;^_^A
では図解を。

ブログ『お洒落さんの雨靴のお話~ソール、製法、素材別』_b0365069_19090214.jpg
ブログ『お洒落さんの雨靴のお話~ソール、製法、素材別』_b0365069_19091805.jpg

上がグッドイヤー製法で、下がマッケイ製法です。
さてここで問題。
この2つの製法、どちらかが雨に強く、どちらかが雨に弱いんです。

図を良く見て下さい。
両製法とも底面に糸が出ているのが分かると思います。
その糸がどこに出ているか?これが問題です。
グッドイヤー製法は底面に出ている糸を辿ると、コバと言われるパーツの上面に繋がっています。
つまりは靴の外側に出ている訳です。
一方マッケイ製法はどうでしょう?
底面に出ている糸を辿ると。。。靴のインソール、つまり内部に繋がっています。

外部に繋がっているグッドイヤー製法と内部に繋がっているマッケイ製法。
答えは分かりましたね?
雨にはグッドイヤー製法の方が強く、マッケイ製法の方が弱いんです。
マッケイ製法は糸を通って水分が内部に直接侵入しやすいと言う弱点があります。
もちろん縫い糸にはワックスをかけたり、水を含まないナイロンの糸を使う事もありますが、縫うために穴を開けなければならないので完全ではありません。
ラバーソールでも糸を通って入って来られては防ぎようがないのです。

『でも靴を見ただけじゃ素人には製法は分からないよ』と思われるかもしれませんが、これ意外と簡単です。
確かに見抜きにくい場合もありますが、この基本さえ押さえておけば大概は見分けられます。


ブログ『お洒落さんの雨靴のお話~ソール、製法、素材別』_b0365069_19100718.jpg
上の写真はグッドイヤー製法です。
グッドイヤー製法は基本コバと言われる部分に糸が出ています。
ここに糸が出ていたら一部の例外はありますが、グッドイヤー製法だと思って問題無いです。
一方マッケイ製法は糸がインソールに出ています。

ブログ『お洒落さんの雨靴のお話~ソール、製法、素材別』_b0365069_19135499.jpg

例外が無くはないのですが、ここに糸があればまずマッケイ製法と判断して問題はありません。
ブランド名などの刻印が印刷されている中敷きが、全敷きと言われるつま先まであるタイプだと、中を見ることが出来ませんが、上から触れば何となく糸があるかないか分かると思います。


≪素材≫

ぶっちゃけて言うとエナメルが最強です。

ブログ『お洒落さんの雨靴のお話~ソール、製法、素材別』_b0365069_19141936.jpg

ですがちょっとビジネスには厳しいですよね(;^_^A
ではスエードはどうでしょう?
『スエードって雨に弱いんじゃ?』
いえいえ、決してそんなことはありません。
むしろ強いです。


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上の図を見比べてみて下さい。
いたずら書きみたいな図でスイマセン。。。m(__)m
上がカーフ、下がスエードです。

カーフが雨が直接表面に到達してしまうのに対し、スエードは毛があるため直接表面に届かないのです。
物理的に強いんですね、スエードの方が。
これに防水スプレーをかけておけば結構大丈夫です!!

タイドアップ時などどうしてもカーフを履かなければならない場合は履く数十分前に防水スプレーをかけておいて下さい。
また欧米の人が良くやるんですが、ポリッシュ、所謂靴墨を全体に薄くかけるのも手です。

ブログ『お洒落さんの雨靴のお話~ソール、製法、素材別』_b0365069_19160655.jpg


欧米ではハイシャインよりこちらの方でポリッシュを使い方が多い位です。


雨に強い靴、イメージ湧きましたでしょうか?
雨用に安い靴を1足買うより、普段も履けるお洒落な靴で対応出来た方が何かと便利だと思います。
是非で雨にも履ける普段靴、お作りになってみて下さい!!


※2017年10月21日掲載

# by brosent | 2018-06-03 19:50 | 革靴

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こんにちは、BROSENTの清水です。
オーダーする際はお客様とデザインやサイズ、色、など様々な仕様を決めていきます。
一番楽しそうにお決めになるのがデザインや色などです。
そして一番真剣にお決めになるのがサイズです。
やはりお足の大きさや形状については皆さん大なり小なりお悩みがあるようです。
今回は足が大きかったり小さかったり、また幅広だったり狭かったりなどのお悩みがある際どのようなデザインやお色をお選び頂いた方良いのか?と言う話です。


『足が小さくてかっこ悪いんですよね~。。。』とか『幅が広くてみっともないんだよ。。。』と言うお足のお悩み、オーダーを承る際は出来るだけカバーできるよう考慮して接客させていただいています。
まず長さに関してですが、これはやはりお足に合った長さの靴が一番良いと思います。
BROSENTのお靴もそうですが、良い靴はしっかりと土踏まずをサポートするようにできています。

ブログ『悩みは皆にある~大きい小さいのお話』_b0365069_18252279.jpg
お足の長さに合わない靴を履くと土踏まずと関係ない所を下から支えることにってしまうので履き心地が極端に悪くなってしまいます。
幅の狭い方や広い方が幅のフィッティングだけ確認されて長さの合わない靴を履かされてしまっているのをよく見ます。
販売する側のフィッティングに関する知識の無さが生む悲劇です。
BROSENTではまずは長さありきで、その後幅の調整をしてお作りさせて頂いています。
では小さいサイズの方はどうすれば良いのか?
まずはデザイン選びから見てみましょう。

ブログ『悩みは皆にある~大きい小さいのお話』_b0365069_18284566.png
左がキャップトゥ=ストレートチップで、右がプレーントゥオックスフォードです。
写真では分かりづらいかもしれませんが、実はキャップトゥの方が足が小さく見えます。

ブログ『悩みは皆にある~大きい小さいのお話』_b0365069_18310424.png
理由は靴を見た時キャップトゥは一度キャップのラインで視線が止まるためです。
一方プレーンの場合一気に視線が止まらず一気にトゥ全体が見えるため大きく見えるのです。

ですので足が小さいのがお悩みの方はトゥがなるべくシンプルなプレーントゥやモンクなどをお選びになることをお勧めします。
あとユーチップやウィングなど前から後へ視線が流れるデザインもお勧めです。
トゥの形状も出来るだけシャープな物を選ぶと良いでしょう。

ブログ『悩みは皆にある~大きい小さいのお話』_b0365069_18334285.png
実際に長いものは小僧っぽく見えてしまうのでお勧めできません。。。(;^_^A

次に色です。

ブログ『悩みは皆にある~大きい小さいのお話』_b0365069_18355722.png
どちらも同じ同じモデルですが、どちらが大きく見えますか?
左の方が小さく見えませんか?
黒などの濃い色は締まって見えるので小さく見えるのです。
一方ライトブラウンなど明るい色眼は膨張して見えるので大きく見えます。

見た目はサイズだけでなくデザインや色などでもカバーできるので、お悩みがありましたらお気軽にご相談くださいね!!


※2017年9月23日掲載

# by brosent | 2018-05-27 18:39 | 革靴

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こんにちは、BROSENTの清水です。
履き心地の良い靴は曲線で出来ている!
何故なら足は曲線で出来ているから!
とまぁいきなり本題に入りましたが、皆さんやっぱり靴は履き心地が良い方が良いですよね~?
と言うお話です。

皆さんミロのヴィーナスはご存知ですね?

ブログ『履き心地の良い靴~ヴィーナスの曲線』_b0365069_18465957.jpg
ブログ『履き心地の良い靴~ヴィーナスの曲線』_b0365069_18470723.jpg
古代ギリシャの芸術は『絶対的な美の基本』を重点に置いたものが多く、女神アフロディーテを模ったと言われているミロのヴィーナスも古今東西絶対的な美として多くの人々を魅了し続けています。
その絶対的な美の特徴としてシルエットの美しさが挙げられると思います。
そしてそのシルエットの多くは曲線で描かれています。
究極の美しさは曲線に宿る、と言う訳です。

そしてこの曲線こそ履き心地が良い靴を作る最大のポイントでもあるのです!
『やや強引か。。。』と思った貴方!
確かにやや強引は否めませんが(-_-;)、事実ではあるんです。

ブログ『履き心地の良い靴~ヴィーナスの曲線』_b0365069_18490438.jpg
例えば土踏まず。
曲線は土踏まずをしっかりとサポートします。

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例えば踵。
曲線は丸みのある踵をしっかり固定します。

ブーツだともっとはっきり違いが出ます。
かかとは丸みを帯びて、アキレス腱部は細くなっています。
後から見た足と同じ形をしています。

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例えばインソール。
黒線がBROSENTの靴、赤線が英国の某有名メーカーの靴です。
ウエスト部はより細く、前方部が内側に振っているのが分かると思います。
曲線はよりスムーズな足入れを生みます。

ブログ『履き心地の良い靴~ヴィーナスの曲線』_b0365069_18504844.jpg
例えばアッパー。
BROSENTの靴は真正面から見た時に左右非対称です。
足を正面から見ると分かりますが、足の甲で最も高い位置はやや内側にあります。
二等辺三角形みたいな感じです。
曲線は甲全体を無理なく包みます。

お分かりいただけましたか?
曲線って大事でしょう?
でも実は曲線的な靴って作るの大変なんです!!

ブログ『履き心地の良い靴~ヴィーナスの曲線』_b0365069_18512904.jpg
靴って革で出来てますよね?
で、それをラストと言う元型を包んで作る訳です。
このラストが。。。

ブログ『履き心地の良い靴~ヴィーナスの曲線』_b0365069_18515790.jpg
こんな形だったら誰にでも作れそうですよね?
でも履き心地はどうでしょう?
ただの箱ですから言わずもがなでしょう。

ですが実際は。。。

ブログ『履き心地の良い靴~ヴィーナスの曲線』_b0365069_18521605.jpg

こんなです。
更にBROSENTのラストは曲線を非常に多く用いています。
革でこれを包んで再現するその難しさは半端じゃありません。
機械でやったのではこの曲線はまず出ません。
浮いちゃうんですね。
ただ全部手でやっちゃうとコストが嵩むんで値段が高くなっちゃいます。
ではどうするか?


ブログ『履き心地の良い靴~ヴィーナスの曲線』_b0365069_18524892.jpg

答えはセミハンドです。
基本は機械でやりますが、機械では再現できない土踏まずなどは手で成形します。
こうすることで適切な値段で、曲線的な靴が出来る訳です。

曲線の大切さ、お分かりいただけましたか?
是非一度BROSENTのヴィーナスをお試しになりにいらっしゃって下さい!!

# by brosent | 2018-05-20 18:55 | 革靴

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こんにちは、BROSENTの清水です。
『機能美』と言う言葉、ご存知ですよね?
因みに意味はご存知ですか?
見た目に拘ることなく、機能を追求した結果自然に表れる美しさ、の事を言います。
今回はシューレース=靴ひもの通し方に見る機能美のお話です。

ブログ『シューレースの通し方~機能+見た目=機能美』_b0365069_18430787.jpg

上の写真をご覧ください。
BROSENTの紐靴は基本的に上記の画像のように紐を通してお渡しさせて頂いております。
平行に通っていたり、クロスして通っていたりとちょっと複雑に見えますよね?
『この目立ちたがり屋が!!』と言われそうですが、実は違うんです。
お客様が靴を脱ぎ履きする際にやりやすくなるよう考え抜いた末に至った形、すなわち機能美なんです!

ちょっと解説していきましょう。

ブログ『シューレースの通し方~機能+見た目=機能美』_b0365069_18435013.jpg
脱ぎ履きをする時片側の紐だけ長くなって調節するのが面倒なことってありますよね?
通常レースはタンと言われる革のパーツの下を通っている為見えづらく、『この紐どこと連動してるんだ!?。。。うぉぉぉ!!(@ ̄□ ̄@;)!!』ってなことになりがちです。

でもBROSENTの通し方だと単純なルールを守れば簡単に緩めたり、締めたりすることが出来ます
もう一度この画像を見て下さい。

ブログ『シューレースの通し方~機能+見た目=機能美』_b0365069_18430787.jpg

基本のルールは【1+2+2+1】です。
最初の1と最後の1はそれぞれ、『結ぶ所』と『ベース』です。
緩める(絞める)場合は間の2と2をそれぞれ動かします。

ブログ『シューレースの通し方~機能+見た目=機能美』_b0365069_18452512.jpg
緩める場合まず上段の2を緩めます。
するとそれと連動してる1が同時に緩んでいきます。

ブログ『シューレースの通し方~機能+見た目=機能美』_b0365069_18460168.jpg
更に緩めたい場合が下段の2(=クロス)を緩めます。
するとそれを連動している上段の2が同時に、且つ均等に緩んで来ます。

これだけです!!
簡単でしょ!!

ブログ『シューレースの通し方~機能+見た目=機能美』_b0365069_18463029.jpg

戻す時はその逆、上段の2を締めると、連動して下段の2が締まります。
この時だけ一番上の1を抑えないとこっちも締まっちゃうので、軽く抑えるなどのコツが必要です。


ブログ『シューレースの通し方~機能+見た目=機能美』_b0365069_18470308.jpg
最後に一番上の1を締めて完成です。


下段の2をわざとクロスにしたのは上段の2とはっきり見た目で区別するためだったんです。
これならどこがどこと連動しているかなんて面倒なことを覚える必要がありません
どうですか?
これなら脱ぎ履きの際まごつくことが無く、非常にスマートに脱ぎ履きすることが出来ます。
カッコ良い靴を履いてスマートにふるまえば男前度が上がる事間違いなしです!!
ぜひ覚えておいて下さい!!



※2017年9月5日掲載

# by brosent | 2018-05-06 18:50 | 革靴

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こんにちは、BROSENTの清水です。
皆さんファッションの情報ってどこで仕入れていらっしゃいますか?
雑誌?ネット?SNS?周りの方から、と言う方もいらっしゃるかもしれません。
とは言え現場で働いていると雑誌と言う方が相変わらず多いように感じます。
でも時々『え?』とか『いやいや。。。』みたいなことが結構あったりします。
特に多いのが黒のストレートチップ、キャップトゥオックスフォードの扱われ方です。


コラム『本当に黒のストレートで良いんですか?~タイドアップにはこれだ!』_b0365069_18105052.jpg

雑誌の影響で『黒スト』なんて呼ばれることもある黒のキャップトゥ。
恐らくは日本のドレスシューズで最も売れているデザインだと思います。
確かに昔から売れてはいましたが、雑誌で取り上げられるようになってからは異常と言えるほど人気が高くなっています。
では実際のところこの黒のキャップトゥってどうなんでしょう?

確かに黒のキャップトゥは日中の靴としては最もフォーマルな靴です。
これは欧米でも同じです。
ですが、フォーマル度が高すぎて履くシチュエーションの幅が狭い、と言うのが真実だと言う事はあまり知られていないようです。
イギリスやアメリカではダーク系スーツのタイドアップで稀に見かけることが出来ますが、イタリアやフランスなどラテン系の国ではほぼ見かけることがありません。
一時モード的に流行ったことはありましたが、これは例外です。
昔私も知識が無かった頃スーツに黒のキャップトゥを履いていたところ海外のメーカーの人に『今日は葬式でもあるのか?』と言われたことがあります。。。(-_-;)

では海外の方はどんなタイドアップ時どんな靴を履いているのでしょうか?
イギリスでは黒or濃い茶のクウォーターブローグやセミブローグ辺りを多く見かけます。

コラム『本当に黒のストレートで良いんですか?~タイドアップにはこれだ!』_b0365069_18112661.jpg

イタリアではセミブローグや最近はダブルモンクでしょうか。

コラム『本当に黒のストレートで良いんですか?~タイドアップにはこれだ!』_b0365069_18115568.png


ましてや昨今日本でも定着化しつつあるジャケットスタイルの時にキャップトゥなぞ以ての外です!
せめて穴飾りの入ったデザイン(クウォーターブローグ、セミブローグ、フルブローグなど)や、ストラップ系を選びましょう。


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このようなこともあるので、メディアで取り上げられていてもちょっと『???』なこともあるので、鵜吞みにしないよう注意しましょうね!



※2017年9月1日掲載


# by brosent | 2018-04-30 18:17 | 革靴

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こんにちは、BROSENTの清水です。
今日はちょっと暑さが戻ってきているような気がするのは私だけでしょうか?
実はちょっと前にクールビズのネタを書いたのですが、ここしばらくあまり暑くなく『ヤバい!夏終わっちゃう。。。(-_-;)』と掲載が先遅れになっておりました。
今日は少し暑い(蒸し暑い?)ようなので、このチャンスを逃さず、(どさくさに紛れて)掲載しちゃおうと思います!!


さて、BROSENTでもクールビズ対策としてローファーや、ネイビースエードの靴などをお求めにいらっしゃる方が多いですが、皆さん一様に気にしていらっしゃるのがベルトです。
今日はちょっとベルトのお話をしてみましょう。

ブログ『ブログ-クールビズ対策~ベルト見えてますよ』_b0365069_19040779.jpg
クールビズになってジャケットを着なくなった方、多いと思います。
と言うかほとんどの方が着ていないと思います。
なんせ今の日本の夏は亜熱帯気候ですから。。。(T_T)

かつてはジャケットと言う主役の陰に隠れ、わき役に徹していたベルト。。。
その主役がいなくなった今、身体のど真ん中に鎮座するベルトが、一躍目立つ存在になってしまいました!!
ベルト自身もビックリしていることでしょう!!(@ ̄□ ̄@;)!!

ブログ『ブログ-クールビズ対策~ベルト見えてますよ』_b0365069_19045154.jpg

以前はジャケット下に隠れていたので、【多少ぼろっちくなっ】ても【太ってサイズが合わなくなっ】ても何とか誤魔化せました。
ほとんど見えませんから。。。
でもジャケットを取ると!!

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革が古くってなって亀裂が入ってるの。。。見えてます。。。随分と使い込みましたね。。。
異常に短いの。。。見えてます。。。お太りになられたんですね。。。
バレバレです。。。(T_T)

で、お勧めしたのがBROSENTでも扱っているWINS FACTORYさんのオーダーベルトです。

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ね?同じ黒ベルトでも見た目がカッコ良いでしょう!!

オーダーは2種類ご用意しています。
まず一つ目はカラーオーダー。
75cm、85cm、95cmと長さは3種類に限られますが、お好きな色でお作りすることが出来ます。
以前『持っているBerluti(ベルルッティ)と同じ色のベルト探してるんだけど、どうしてもなんだよね~』というお客様からオーダーを頂いた時は。。。

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こんな感じに仕上がりました。

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靴のバーガンディの仕上げに使われているネイビーまで再現しました。
こんな感じで一般には無い色まで作れちゃうところがこのオーダーの売りです。

価格は15,000円(税抜)で、納期は1週間程度となります。 



もう一つはパターンオーダーです。
こちらは1cm単位からジャストなサイズでオーダーが可能です。
素材はドレス向きのカーフとクロコの型押しや、カジュアル向きのスエードと型押しなどをご用意しています。 ※2018年4月現在ブライドルレザーもご用意しております

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もちろんヌメ革で作って好きなお色でお作りすることも可能です。

価格はバックルの選択より異なり、国産バックルの場合17,000円(税抜)、イタリアのコベリ社製のバックルの場合18,000円(税抜)となります。

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スエードは希少動物クードゥーを使用しますので、+2,000円(税抜)となります。クードゥーについて詳しくお知りになりたい方は過去のブログをご参照ください。⇒『こちら』

納期は約1ヶ月です。


如何でしたか?
夏のビジネススタイルの顔、ベルトのオーダーに貴方もチャレンジしてみませんか?



※2017年8月19日掲載
※価格は当時の価格となっています。現在の価格はサイトでご確認ください。⇒『こちら』


# by brosent | 2018-04-22 19:14 | オーダーベルト

こんにちは、BROSENTの清水です。
当サイトやSNSには『地方ではどうやって買えば良いですか?』と言うお問合せが頻繁にございます。
場所によってはお取引先様もいらっしゃいますが、中には『やはり本家から買いたい。。。』と仰る方も。。。
と言う事で今回ご要望が最も多い地域≪大阪≫にてトランクショー=オーダー会を開催する事に致しました。
名付けて『PERSONAL TRUNK SHOW in OSAKA』です!!

ニュース『PERSONAL TRUNK SHOW in OSAKA開催決定』_b0365069_20083890.jpg
今回私たちはトランクショーの前にパーソナル、と言う言葉を入れました。
お店でオーダーを承る時もそうなのですが、コーヒーを飲みながらじっくりとお話を聞きながらお色や仕様を決めて頂いています。
出来れば外で行う時もお客様と1対1でじっくりオーダーを承りたい!と言う事で、今回【完全予約制】で行う事に決めました。
なので【パーソナル】と言うタイトルにさせていただきました。
あ、もちろん奥様や、ご友人と一緒に来られても全く問題ございません!!

以下イベントの詳細でございます。



≪日程≫
2018年5月25日(金)~27日(日)

お一人様1時間半の完全予約制となります。
細かい時間帯は『特設ページ:≪PERSONAL TRUNK SHOW in OSAKA≫』でご確認ください。


≪会場≫
スタッフの宿泊先


≪内容≫
今回は靴のオーダーに加え、染替えのご依頼も承ります。
詳しくは『特設ページ:≪PERSONAL TRUNK SHOW in OSAKA≫』でご確認ください。


≪特典≫
・オーダーシューズ1足につき、オリジナルシューツリー(バーチ製)を1台プレゼントいたします。
・送料サービス ※染め替えに関しては有料となります


≪予約方法≫



この機会に是非業界注目のBROSENTの靴をお試しになってみて下さい!!

# by brosent | 2018-04-16 20:09 | 革靴

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こんにちは、BROSENTの清水です。
ちょっと前に本間君のブログにも掲載されたこの靴。
イタリアの某ブランドのアンクルブーツです。
アンライニング、内張りがしていないので超柔らか&超軽量です。
ソールはかなり薄く柔らかいレザーを使っており、アッパーの柔らかさ&軽さと相まってまるで布袋を履いているかの如しです。
柔らかい靴好きな方多いですよね。
でも待ってください!
【柔らかい靴、軽い靴=歩きやすい靴】ではない事ご存知でしたか?
むしろ【柔らかい靴、軽い靴=疲れやすい靴】なんです!!
本日はそんなお話です。。。

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いきなり『え~っ!?』と言う話から始まりました今回。
でも事実なんです。

靴屋さんでよく見かける光景ですが、柔らか~い、軽~い靴を履いて、その場で踏み踏み。。。『ん~、柔らかくて良いね~!』と言う場面。
確かにその場で立った状態で履く分には柔らかくて軽い靴は良いでしょう。
しかし皆さん一日の中で棒立ちをしている時間ってどの位ありますか?
実際はほとんど無いと思います。
人間大体は動いてるもんです。
つまりは歩いている時間の方が圧倒的に多いんですね。

想像してみて下さい。
布袋に足を突っ込んで歩いているところを。。。
まず足が固定されないんで靴の中で足が動きまくります。
足、特に力の入る親指辺りが無意識に動かない様に踏ん張ります。
その踏ん張りが脛に負担をかけます。
脛の負担が膝に、膝の負担が腰に来ます。
そりゃあ疲れますよね~。

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また柔らかい薄い底材は地面からの衝撃を直接足に伝えます。
そんな靴で一日中歩いたら足が痛くなるに決まってます。

ではどんな靴が歩きやすいんでしょうか?

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典型的な歩く靴と言えば登山靴、トレッキングブーツです。
条件は【適度な重さがあること】【つま先が上がっていること】【ソールに適度な厚みがある事】の3つです。
まず【適度な重さがあること】から解説していきましょう。

ちょっと考えれば分かる事ですが、歩く時に足の筋肉の力を使えば使う程疲れます。

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人間は歩く時、後ろにある足を前に踏み出すことで前進します。
当たり前です。
その際後ろにある足の重さを振り子の原理で振る事で効率よく足を前に踏み出しているのです。
これに靴の重みを加える事で、より効率的に足を前に出すことが出来るようになります。
逆にこれが軽ければ軽いほど、足の筋肉をフル稼働して踏み込むことになり、これが筋肉の疲れに影響するのです。

続いては【つま先が上がっていること】です。
これも図を見てみましょう。

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左にある○がつま先が上がった靴を表しています。
右の□がつま先が上がっていない靴です。
これらを後ろから押しているところを想像してみて下さい。
丸い方は転がりますが、□は転がらないですよね?
つま先が上がっている方が推進力があるのは当然です。

最後の【ソールに適度な厚みがある事】は先程書いた通り地面からの衝撃を和らげる効果があります。

歩きやすい靴、お分かりになりましたでしょうか?
でもトレッキングブーツで仕事には行けません。
では仕事行くのに履けて、歩いて疲れない靴とはどんな靴でしょう?

答えはグッドイヤー製法であること、です。
グッドイヤー製法の場合その生産工程の問題上アッパーにある程度厚みが必要となります。
これがしっかりとした足の固定と、適度な重さを生み出します。
また足の裏はインソール、中物(コルクなど)、アウトソールと3層構造になっており、地面からの衝撃が直接足に来ることがありません。
あとは【足に合った木型を使っていること】【きちんとサイズを見ることが出来る販売員から買うこと】でしょうか。

皆さんこれを参考にして快適なシューズライフをお楽しみください!


あ、あと本日のお話は歩きやすい靴、疲れにくい靴のお話です。
『移動は常に車だし、100%オフィスワークです』と言う方は当てはまりませんので、その点ご注意くださいね。

ではでは。



※2017年8月15日掲載

# by brosent | 2018-04-14 18:46 | 革靴

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こんにちは、BROSENTの清水です。
BROSENTの靴のオーダーは黒や白、スエードなど一部を除き全てお店で1足ずつハンドペイントを行っています。
その為全てのモデルをお客様のお好みで仕上げることが出来ます。
私たちはそれをフリーカラーシステムと呼んでいます。
とは言え、ご自身で『この色!』と決められないこともあるので、参考としてオリジナルのカラーをご用意しています。
そのオリジナルカラーに久々の新作が登場しました!!

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色が自由に決められると言う事もあって、お客様の多くは茶系やネイビー、グリーンと言ったカラフルな物を選ばれる方が圧倒的に多いです。
黒はレディーメイドとして扱ってはいるのですが、『黒でも何か遊ぶことは出来ないか?』『個性を出すことは出来ないか?』と考えて作られたのが、今回の新色です。
その名も【SHADOW BLACK(シャドー・ブラック)】です!
ではご覧いただきましょう!!

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ベースは名前の通り黒です。
そしてトゥとレースステイ、カウンター(ヒール周り)部分は下地となっている色が透けて見えています!
こちらのサンプルは下地に赤を入れてあります。
光の当たり方によっては全部黒に見える、その微妙な加減が大人です。

他にも、こちら。。。

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実はこの【SHADOW BLACK(シャドー・ブラック)】元々はお客様のご要望から生まれました。
この時は下地にベージュっぽい色を持って来ました。

早くも店頭のサンプルを見てちらほらとオーダーが入っております。
こちらのお客様の靴は青バージョンです。

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お仕事では黒のスーツが多いそうなので、青は微妙に分かる程度に仕上げています。
黒のように使えるけどちょっと変わった雰囲気にはなると思います。
黒しか履かないけど、ちょっと遊びを入れたいと言う方、【SHADOW BLACK(シャドー・ブラック)】お勧めです!!


※2017年8月12日掲載より

# by brosent | 2018-04-09 18:43 | 革靴

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こんにちは、BROSENTの清水です。
『オーダーで靴をお作りしています』と説明すると『型から作るんですか?』と聞かれます。
色々とご説明すると『なるほどね~』となる訳ですが、結構よく聞かれるので今回はその話をしたいと思います。
特に靴にあまり興味のない方、靴に関してあまり詳しくない方に読んで頂きたいな~、と思う次第です。

ブログ『靴のオーダーとは~BROSENTは中間地帯』_b0365069_18401308.jpg
まず靴でもスーツでもオーダーには大きく分けて2つの種類があります。
フルオーダーとパターンオーダーの2つです。
英語で言うとビスポークとメイドトゥメジャー、イタリア語で言うとサルトリアーレとス・ミズーラです。


靴で言うフルオーダーはお客様の足から木型=ラストと言われる型を一から作ります。
またデザインもお好みでどんなデザインでも作ることが出来ます。
もちろんアッパーのパターンも一から作ることになります。
おおよそですが木型代が3~5万程度かかります。
これに加えて仮縫いがあれば仮縫い用の靴代、更に実際の靴代がかかって来ます。
製法にもよりますが、ハンドソーン製法と言われる手製のもので、30~50万程度が相場になると思います。

ブログ『靴のオーダーとは~BROSENTは中間地帯』_b0365069_18403716.jpg

でも考えてみて下さい。
毎度毎度靴に何十万もかけられるのはごくごく限られた方だけです。
高所得者層で、なおかつ靴好きと条件が絞られるわけですから、推して知るべしです。

しかもこのビスポークがまた曲者で、なかなか一発ではうまくいきません。
因みに私も仕事柄何カ所かで作ったことがありますが、1足目からバッチリだったのはごくわずかです。
イタリア・フィレンツェにアトリエを構え、名職人と言われた故ステファノ・ベーメル氏の言葉を借りますと『1足目から完璧を求められても無理です。1足目はあくまでたたき台です。2足目、3足目と作って完璧を目指します。ビスポークとはそういうものです。』だそうです。
ビスポーク靴はその位お金に、そして時間に余裕がある人が作る物なのです。


一方パターンオーダーですが、サイズはフィッティングサンプルの中からお選びいただき、用意されたデザインからお好みの物を選択する、と言った感じです。
1足1足作るのはフルオーダーと変わりありませんが、最初からサイズ別に木型やアッパーのパターンが出来ているため価格はグンと下がります。
フルオーダーに比べかなり規制される部分もありますが、相場で3~10万程度なのでかなり魅力的です。
結構価格に差がありますが、その差は製法や使う素材によって生じます。
でもこれならちょっと高いだけなので、頑張れば一般の人でも手が届く金額だと思います。

で、BROSENTのオーダーです。
カッコつけて言っちゃいますが、私『靴を通してお客様に喜びと感動を提供したい』『正しい靴の文化を広めたい』と思って20年以上この仕事をやってきました。
ですから私が売りたい靴は数十万もしてはダメなんです。
数十万もしちゃったらビスポークを買えない一般の方々は靴の事を知らない、ってことになっちゃいますから。
でもやはり私も靴好きですから良い物は売りたい!
と言う事でたどり着いたのがBROSENTのオーダーシステム、幅の調整が出来るパターンオーダーと、機械と職人仕事の融合、セミハンドメイドのグッドイヤー製法でした。

ブログ『靴のオーダーとは~BROSENTは中間地帯』_b0365069_18410241.jpg

サイズも日本サイズで23.0から29.0までご用意しているので、かなりのお客様をカバーできると思います。

ブログ『靴のオーダーとは~BROSENTは中間地帯』_b0365069_18411713.jpg
更にBROSENTでは職人による手染めを採用することで好きな色を選べるフリーカラーシステムを追加しました。


ブログ『靴のオーダーとは~BROSENTは中間地帯』_b0365069_18413105.jpg

素材もそれこそフルオーダーで使うような海外の高級素材から、ちょっと安めの日本の素材までご用意しています。
つまりBROSENTのオーダーはフルオーダーとパターンオーダーの中間に位置する訳です。


そして気になる価格ですが、BROSENTではちょっと変わった価格の付け方をしています。
オーダーで『29,800円~』なんて価格表記をご覧になった事があると思います。
ですが実際に作ってみると『この素材はちょっと高いです』『このオプションを付けましょう』なんてやってるとお会計時に『6万円です』『え~っ!?』ってなことに。。。(T_T)
軽く詐欺ですよね。。。
それが嫌だったんんで、BROSENTでは最初の基本価格をほぼフルスペック&フルオプションで74,000円(税抜)としました。
そこから素材のランクを落としたり、いらないオプションを削っていくと言う方法を取っていくので、幅の調整などを行わない限り大体下がります。
平均で言うと6万円台です。
仕様によっては5万円になることもあります。

ちょっと高いけど買えない金額じゃない、素材&作り良し、色は自由、履きやすさ抜群。。。
靴がお好きな方はもちろん、大して興味がない方にも是非履いて頂きたいな~。。。で、新たな感動を覚えて欲しいな~。。。と思う次第であります!


※2017年7月27日掲載

# by brosent | 2018-04-01 18:47 | 革靴

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こんにちは。。。BROSENTの清水です。
先日SNSに『商売道具』と題して靴と一緒にデバイスとシューホーン(靴ベラ)の写真を掲載したのですが、シューホーンについてお問合せが多かったので、以前掲載したブログを再掲載したいと思います。
決してサボりではありません。。。(;^_^A

ブログ『フィッティング用シューホーンのお話~ここまで拘る』_b0365069_18423490.jpg
皆さん靴を履く時にシューホーン(靴ベラ)は使っていますか?
最近ではマイシューホーンをお持ちになる方も増えてきています。
良いことです。
もちろんBROSENTでもフィッティング時にシューホーンを使用していますが、そこはプロショップのBROSENT。
そんじょそこらのシューホーンとは訳が違います!

ブログ『フィッティング用シューホーンのお話~ここまで拘る』_b0365069_18431340.jpg

BROSENTで使用しているシューホーンは私が前職時に当時取引先だった現BROSENTの職人本間君が勤めていた会社に別注で作ってもらったプロ仕様の逸品です。
高級靴を筆頭に現代の靴は踵回りが小さく、丸みを帯びたものが増えてきています。
特にBROSENTの靴のように踵の小さい日本人に合わせた木型で作られた靴は特にそういう傾向にあります。(下写真左がBROSENTの靴です)

ブログ『フィッティング用シューホーンのお話~ここまで拘る』_b0365069_18441960.jpg

ブログ『フィッティング用シューホーンのお話~ここまで拘る』_b0365069_18443145.jpg


その当時私は『靴が進化しているのに、それに対応したシューホーンがない』と常々思っていました。
靴の踵回りに対してシューホーンの幅が広すぎるのです。
そこで本間氏に相談してオリジナルで作ってもらいました。
他社のシューホーンと比べてみましょう。

ブログ『フィッティング用シューホーンのお話~ここまで拘る』_b0365069_18452167.jpg

横幅が全然違うのが分かると思います。
耐久性を出すのに苦労しましたが(本間君が。。。)、構想から半年かけて完成したのがこちらのシューホーンです。
使ってみるとその違いは明白です!

ブログ『フィッティング用シューホーンのお話~ここまで拘る』_b0365069_18455407.jpg

ブログ『フィッティング用シューホーンのお話~ここまで拘る』_b0365069_18460175.jpg

一般的なシューホーンが踵周りに対し広すぎるため、足を落とす際に踵にストレスがかかってしまうのに対し、BROSENTのシューホーンは幅が狭いため、ストレスを与えることなく、足を落とすことが可能となっています。

靴の為に出来ること、BROSENTはこれからも拘り続けていきます。



※2017年7月24日掲載


# by brosent | 2018-03-25 18:47 | 革靴

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こんにちは、BROSENTの清水です。
不思議なことにサイトの定番メニューで大きく謳っている訳ではないのに、ヌメ革によるサイズ調整=大きな靴の調整のご相談が連発しております。
最近ではわざわざ地方からお越しのお客様も!(@ ̄□ ̄@;)!!
まぁ小さい靴を伸ばす作業は専用の道具を入れるだけなのでそれほど難しくはありませんが、大きな靴の調整はフィッティングを確認しながらの作業となるので、誰でも出来るって訳じゃないので、ありがたいと言えばありがたいのですか(;^_^A
そんな作業を繰り返している内に私確信したことがあります!!

ブログ『インソールから分かること~あれタコが痛くない!?』_b0365069_19163424.jpg

ベースは上の写真を使います。
これはBROSENTの靴の中底=インソールの型を元に切られています。
なのでBROSENTの靴なら調整は不要です。
その他の靴の場合はまずこのベースの型を入れて誤差を確認します。

ブログ『インソールから分かること~あれタコが痛くない!?』_b0365069_19171733.jpg
で、まずはベースとなるサイズのインソールの線を描いていきます。

ブログ『インソールから分かること~あれタコが痛くない!?』_b0365069_19173826.jpg
その後先程確認した誤差を描いていきます。
するとこんな感じになります。

ブログ『インソールから分かること~あれタコが痛くない!?』_b0365069_19181075.jpg
黒線がベースとなる型で、赤線が誤差です。

ここで話は元に戻ります。
実はどの靴をやっても大体このような赤線になることが殆どなんです。
BROSENTの靴は前方、靴のつま先寄りが大きく内側に振っているのが分かると思います。

ブログ『インソールから分かること~あれタコが痛くない!?』_b0365069_19184018.jpg

因みに赤線は皆さん良くご存知の英国の某有名メーカーの型です。
『良い、良い!』と言う方が多いですが、実は木型はこんなに真っすぐなんです。
木型が真っすぐだと親指側が不自然に圧迫されるので、逆側の小指が痛くなります。
一般的に足って内側に振ってますから当然です。
うちの本間君はここの靴を長く履いていた為小指にタコが出来て痛いそうです(T_T)
でもうちの靴を履いている時は痛くないそうです!!

続いて後半部分、かかと側を見てみましょう。

ブログ『インソールから分かること~あれタコが痛くない!?』_b0365069_19191872.jpg

一番違うのがウェスト、土踏まずの部分です。
今まで結構な数の調整をこなしてきましたが、BROSENTの靴より土踏まずが絞り込まれている靴はごくごく稀です。
これに別注のかかとの芯が入る訳ですから履き心地は良いに決まっています。

と言う訳で、フリーカラーシステムなど派手なイメージがあるかもしれないBROSENTの靴ですが、こんな基本的なところに一番拘って作ってるんだよ、と言うお話でした。
論より証拠、是非一度足入れをしにいらっしゃって下さい!!
タコ、痛くないかもですよ(笑)



※2017年7月20日掲載

# by brosent | 2018-03-18 19:22 | 革靴

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こんにちは、BROSENTの清水です。
毎日暑い日が続きますね。
そんな時男女問わず気になるのが靴の中の匂い。
どんなに着飾っていても靴を脱いだ瞬間にあの匂いがしたら(;´д`)トホホですよね。
で、本間先生に何とかならんのかと聞いてみました。

ブログ『靴の消臭・除菌対策~臭いにおいは元から絶て!』_b0365069_18411019.jpg
清水『暑いな。。。』
本間『暑いですね。。。』
清水『すごく暑いな。。。』
本間『すごく暑いですね。。。って言うかやる気あります?』
清水『こう暑いとな~。。。そう言えばこの前お客様が靴の中の匂いが気になるって言ってたな~』
本間『この時期気になる人は気になりますよね~。特に女性は。完全じゃないですけど、大幅に軽減する方法ならありますよ』
清水『ほ~!簡単か!?簡単じゃないとやらんぞ、俺は!
本間『(偉そうに。。。)用意するものはたったの2つ。靴用の消臭・除菌スプレーと割りばしです』
清水『割りばし!?』
本間『そう。割りばしです。まぁ論より証拠。実際にやってみましょう』

ブログ『靴の消臭・除菌対策~臭いにおいは元から絶て!』_b0365069_18414679.jpg
ブログ『靴の消臭・除菌対策~臭いにおいは元から絶て!』_b0365069_18415323.jpg
本間『まずは割りばしで靴のつま先に溜まっているゴミ、カスを取り除きます
清水『そんなものあるかぁ? 』
本間『まぁ清水さんみたいに死ぬほど靴を持っている人は無いかもしれませんが、毎日履いている人は結構ありますよ』

ブログ『靴の消臭・除菌対策~臭いにおいは元から絶て!』_b0365069_18422449.jpg

本間『ほら』

ブログ『靴の消臭・除菌対策~臭いにおいは元から絶て!』_b0365069_18425456.jpg


清水『ほんとだ!綿埃みたいだな!』
本間『これに雑菌がウヨウヨしてるんです。これが匂いの元になるんですよ』
清水『なるほど!!』
本間『お、少しやる気になったみたいですね。続いては消臭・除菌スプレーの出番です』
清水『靴の中にシュー!ってやれば良いんだろ?』
本間『それはそうなんですけど、ちょっとコツがあるんですよ』
清水『ほ~』
本間『さっき靴の先からゴミを取りましたよね。と言う事は一番匂いの元となっているところは?』
清水『つま先か!?』
本間『正解!だけど靴を上向きでスプレーすると奥まで届かないでしょ?』

ブログ『靴の消臭・除菌対策~臭いにおいは元から絶て!』_b0365069_18432608.jpg

清水『確かに!』
本間『けど、靴を逆さまにしてスプレーすると。。。』

ブログ『靴の消臭・除菌対策~臭いにおいは元から絶て!』_b0365069_18434249.jpg
清水『お~!これなら届きそうだ!』
本間『でしょ?あと、上の3種類のスプレーで言うと、一番左のスプレー系が消臭・除菌的には最強だけど、スプレー式ってドバっと出るのでちょっと減りが早いです』
清水『なるほど。。。( ..)φメモメモ』
本間『真ん中と右はミスト式なので減りが遅いです。天然素材を使用しているので、小さいお子さんがいる家なんかでは安心ですね。ただちょっと濡れた感じになるので、乾くのに少し時間がかかります。あとは香り付か香り無しかの違いです』
清水『よし分かった!次回からそうやって説明する!やるぞ~!!買いに来い!!』

本間『ふ~。やっとやる気になったか。面倒なお人だ。。。と、まぁあの人は置いといて、こんな感じで簡単に靴の中の匂いは対応できるのでぜひ皆さんやってみて下さいね。靴をピカピカにするだけがメンテナンスじゃありませんよ!ではまた次回!』


※2017年7月9日掲載


# by brosent | 2018-03-11 18:48 | 革靴

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こんにちは、BROSENTの清水です。
いきなりですが、貴方はどんな体系がお好きですか?
痩せ気味、ぽっちゃり、マッチョ、グラマー。。。体系の好みって人ぞれぞれですよね。
でも靴に限って言えばグラマーが絶対なんですよ!!
何故なら人の足は曲線で構築されているからです。
今日はそんなお話です。。。

ブログ『靴のプロポーション~グラマーが丁度良い』_b0365069_18435465.jpg
靴のアッパーはご存知の通り通常革で作られています。
革と言えば平面ですよね。

ブログ『靴のプロポーション~グラマーが丁度良い』_b0365069_18441858.jpg


これをラスト、木型と言われる型に沿わせることで靴のアッパーは作られます。

ブログ『靴のプロポーション~グラマーが丁度良い』_b0365069_18443902.jpg

ラストは足の形に近ければ近いほど当然履き心地が良くなります。
私たちもなるべく足に近いラストを設計するわけですが、ここで問題が生じます。
前述した通り足は曲線で構築されています。
想像してみて下さい。
曲線の多い複雑な形状の物を、平坦な物で包んでその形状を出すことを。。。
これが非常に難儀なことは想像に難くないと思います。
BROSENTの靴を生産して頂いているセントラル靴さんでは、これを克服するべく2段階の方法で成形しています。
まずはつま先と踵を機械で成形します。

ブログ『靴のプロポーション~グラマーが丁度良い』_b0365069_18450193.jpg

続いて最も複雑な形状になる土踏まずや、甲の曲線部分を手で成形します。


ブログ『靴のプロポーション~グラマーが丁度良い』_b0365069_18452949.jpg

もちろん全て手でやった方がより正確に出来ますが、それだと価格に影響が出てきてしまいます。
大事な部分は手で、それ以外は機械を使う。。。このセミハンドな作り方が良い物を適正な価格でご提供できる秘密なのです。

と言う事で出来た靴はかなりグラマーな感じになっております。

ブログ『靴のプロポーション~グラマーが丁度良い』_b0365069_18455930.jpg

ほら!

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ほら!

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ほら!

ブログ『靴のプロポーション~グラマーが丁度良い』_b0365069_18463829.jpg
ほら!

BROSENTの靴は更にもう一工夫して履きやすさを追求しています!!
是非ご自身の足でお試しになってみて下さい。



※2017年7月2日掲載

# by brosent | 2018-03-04 18:48 | 革靴

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皆さんこんにちは、BROSENTの清水です。
最近お陰様で実店舗へのご来店や、販売提携店舗が増え、お客様の目に留まることも多くなってきました☆
そこで改めて『BROSENTとは何ぞや?』と言うお話をさせて頂きたいと思います。

BROSENTは靴屋さん、そんなことはもう十分ご承知して頂いているとは思いますが、ちょっと普通の靴屋さんとは違います。
これ私もある程度想定してはいたんですが、実際始めてみて確信に変わりました。
BROSENTは違います!!
さて、何やら謎かけのような始まり方をしてしまいましたが、是非最後までお付き合いください。


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BROSENTは私清水と、相方の本間君の二人で運営しています。
私は某靴屋さんで、長年海外の靴メーカーからの商品買い付けや企画に携わって来ました。
イギリス、イタリア、スペイン、ポルトガル、フランス、ルーマニア、アメリカと様々な国のメーカーと付き合っていたため、『○○ではこうやってたよ』などのアドバイスが出来るのでメーカーからも重宝がられていました。
現在お店では靴のデザインや、フィッティングなどを主に担当していますが、これらを一括で行っているので、商品に対する知識が普通の販売員さんとは全く異なります。


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さて話は変わり、そんな私が本間君と組んだのには訳があります。
同じ靴でも靴屋さんとメンテナンス屋さんでは持ってる知識、技術が全然違います。
彼、本間君は現在色々な所で行われているメンテナンス講習会でお話している講師の方達の先輩、師匠みたいな存在なんです。
ある程度始める前から想定はしていたんですが、やってみて確信に変わりました。


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僕も一応前職時代は数十人部下がいたので、メンテナンスなどは教えていたので、全然自信が無い訳ではなかったのですが、レベルが違いました。
ハイシャインなぞ彼の中では簡単な部類に入ると思います。
汚れ落としや染替えなど困った時ほど役に立ちます。
このたくましい相棒の他にも。。。


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国内のグッドイヤー工場ではナンバーワンだと私が思っているセントラル靴さんや。。。


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親子代々で靴に携わる、3代目社長が率いる折田商会さんなど、BROSENTには靴に関するそれぞれのプロが集結しているのです。
こんな靴屋さん世界を見回してもそうそうあるものじゃありません。

靴をオーダーしに来ても良し、フィッティングの相談に来ても良し、メンテナンスや修理の依頼に来ても良し。。。ここまで革靴に関して全方位的にハイレベルで対応できる靴屋って意外とありません。
革靴の事で困ったことがあったら是非BROSENTに頼ってみて下さい!
損はさせませんよ!。。。多分。。。(;^_^A


※2017年6月26日掲載

# by brosent | 2018-02-25 17:45 | 革靴

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こんにちは、BROSENTの清水です。
先日何とはなしに修理屋さんのサイトを巡っていてハタと気付きました。
『うちの修理の部材のパーツって多くね!?』と。。。

ブログ『部材が豊富。。。な事に気付きました』_b0365069_19001015.jpg
例えばドレスシューズのオールソール交換。
普通の街中にある修理屋さんだと、革底1種類+ラバーソールが数種類と言う感じが一般的な様です。
ちょっと凝ったところだと、革底にプラス高級素材が加わる、感じですね。
ではBROSENTはどうでしょう?

まず革底で3種類あります。

ブログ『部材が豊富。。。な事に気付きました』_b0365069_19004275.jpg

標準的なイタリアのベンズを中心に、高級素材のドイツレンデンバッハ社のオークバーク、滑り止めの付いたラバーポイントの3種類をご用意しています。
更にそこからハーフミッドやダブル、オープンとヒデュンの選択が可能です。


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お客様によっては革底に滑り止めのハーフラバーを貼る方もいらっしゃいます。
こちらは全部で3種類ございます。
カラーも豊富に揃っているので、お色に合わせてお選びいただくことが可能です。

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ブログ『部材が豊富。。。な事に気付きました』_b0365069_19015836.jpg
ドレスに適したラバーも4種類ご用意しています。

ブログ『部材が豊富。。。な事に気付きました』_b0365069_19021619.jpg
製法や履き心地の好みなどを伺って最適な部材をお勧めさせて頂きます。

続いてはカジュアル用のラバーソールです。
こちらは全部で8種類ご用意しています。

ブログ『部材が豊富。。。な事に気付きました』_b0365069_19025069.jpg

タウン用からプロの登山家や消防士が使うような本格的な物まで種類は多種多様です。
きっと好みのソールが見つかると思います。

修理工房も大きくなるとどうしても流れ作業になってしまうので、あまり上手ではない人に当たっちゃうなんてことも。
その点こちらは良い悪いか、それほど大きな工房ではないので、少数精鋭です。
技術的にも任せてOKな訳です!

サイトのリペアのページに細かいメニューが掲載されているので、興味のある方は是非覗いてみて下さい!
ではまた!

https://www.brosentshoes.com/%E9%9D%A9%E9%9D%B4%E3%81%AE%E4%BF%AE%E7%90%86/


※2017年6月22日掲載





# by brosent | 2018-02-18 19:07 | 靴修理

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こんにちは、BROSENTの清水です。
皆さん靴を選ぶ際どういったことを基準に選ばれますか?
靴を買いに行っているところを想像してみて下さい。
ラウンドトゥの黒のストレートチップを探しに行き、履いてみて判断。。。と言う感じではないですか?
と言う事は靴を買う時の判断基準は『シルエット』『色』『デザイン』『履き心地』の4つと言うことになります。
実はこの4つの判断基準の内半分の2つは一つの物で決定しています。
それがラストです。
日本名は木型と言い、靴を作る際の原型となる物で、その靴の善し悪しを決定する位大事なものです。
今回はそのラストのお話です。

ブログ『ラストについて~一番大事な物』_b0365069_19140989.jpg

ラストは靴の購入判断基準の『シルエット』と『履き心地』に大きな影響を与えます。
この2つの要素をそれぞれラストの【ボール トゥ トゥ】と【ヒール トゥ ボール】で決まります
ボールとは足の一番広い部分の事を指します。
下の写真の赤線部分の事です。

ブログ『ラストについて~一番大事な物』_b0365069_19144778.jpg
つまり【ボール トゥ トゥ】は一番広い部分からつま先の部分の事で、【ヒール トゥ ボール】は踵から一番広い部分の事です。

靴のシルエットは【ボール トゥ トゥ】で決まります。
これは作るのは比較的簡単です。
つま先部分は【捨て寸】と言って実際には足が届かない部分なので、丸めようが四角くしようが作り手側の思いのままです。
デザインする人間の好みや、流行りと言った要素で決定します。

問題は後半部分【ヒール トゥ ボール】の部分です。
『履き心地』を左右する大事な部分ではあるのですが、これが作るのが難しい!
足には人間の骨の約4分の1が集中しています。
それだけにとても複雑な形状をしています。

例えば下の写真。。。

ブログ『ラストについて~一番大事な物』_b0365069_19152673.jpg
足のセンターはやや内側に振っています。
と言う事はラストもそのようにしなければなりません。

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また足の形状は一般的に内側が真っすぐで、外側は踵から一回外に向かい、ボールからつま先にかけて内側に振って来ます。

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上から見てもこれだけ複雑ですが、更に今度は縦の変化、【土踏まず】と【舟状骨】が加わります。
足に問題が無い限り人間の足には3カ所の踏まずがあります。
一般的に言う土踏まずは足の裏の内側の事を言う場合が多いですが、実は外側と内側にも存在しているのです。

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足の裏も複雑ですが、甲も複雑です。
特に一番出ている部分の骨【舟状骨】、これが厄介です。
この一番高い部分が真ん中にあれば良いのですが、実際はやや内側にいます。
従って足は正面から見ると二等辺三角形のような形状になっています。

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これだけ書けば【ヒール トゥ ボール】を設計するのがどれだけ難しいか分かると思います。
ですが実際には日本でも海外でもこの【ヒール トゥ ボール】はほとんどいじくることがありません。
一度『こんなもんか。。。』と決めたら後は、つま先部分【ボール トゥ トゥ】だけをいじり続けているのが実情なんです。
悲しい事です。
BROSENTではお店を立ち上げる際ラストを一から作りました。
既存の【ヒール トゥ ボール】では納得いかなかったからです。
そのおかげでかなり足の形状に近い立体的なラストを作ることが出来ました。
ただしラストを複雑にするとデメリットも出てきます。
その複雑な形状をきちんと靴に反映させるにはそれ相応の技術がないとならないのです。
全てを機械任せのメーカーだとラストとアッパーの間に隙間が出来て、全く異なった形状の靴が出来てしまいます。
その点生産を依頼しているセントラル靴さんは肝心の部分、踏まず部分などは手で成形してくれるので、ラストの形状をきちんと靴に反映させることが出来るのです。
靴業界ではあまり使わない言葉ですが、【セミハンド】ですね。
機械で済ますことが出来る所は機械を使いコストダウン、要所は手仕事でキチッと、と言う事です。
ちょっとラストから話が逸れましたが、コッペパンのような真っすぐで左右対称のラスト、それを誤魔化すためにライニングにクッション材を用いた靴が世の中にはたくさんありますが、とことん拘ったラストを使った靴があるんだぞ!と言う事を是非頭の片隅にでも置いて頂けたら嬉しいです。
是非一度BROSENTの靴の履き心地を体験してみて下さい!


※2017年6月13日掲載


# by brosent | 2018-02-11 19:24 | 革靴

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こんにちは、BROSENTの清水です。
現在人気のダブルモンク。
これを履くだけで『〇〇さんの靴お洒落~!』と言ってもらえるインパクトが人気の秘密でしょう。
また脱ぎ履きが楽なので、面倒くさがり屋さんにも最適です。
と言う事で現在お座敷勝負(全員お座敷に上がり、土間に置いてある靴でどれがカッコ良い、目立つかの勝負)必勝間違いなしの1足です。
その人気のダブルモンク、モデル名Rebecca(レベッカ)に新しいオプションが追加されました!


ここBROSENTでもダブルモンクはベストセラーモデルの一つです。
今まで数々のダブルモンクをお作りしてきました。
その一部をちょっと見てみましょう。

ニュース『人気のダブルモンクRebecca(レベッカ)に新オプションが登場しました』_b0365069_19185133.jpg
まずは物凄く深いグリーン、Deep Greenです。
『ビジネスは基本ジャケット、たまにスーツ』と言うお客様のご要望でした。

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『春夏用の明るめの茶色で』と言うご要望でお作りしたのがこちらのSunset Brownです。
茶系と好相性のグレー系はもちろん、ジャケット&ジーンズなどのカジュアルにも使えそうですね。

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続いてはグレーカーフとグレースエードのコンビです。
私が履いていたネイビーカーフとネイビースエードのダブルモンクを見て『これ良いけど、マネは嫌だな~』と言う事でグレーになりました。
靴単体で見るとインパクトが大きいですが、同一色なので意外と使いやすいはずです。
見た目もお洒落ですしね(^_-)-☆

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今までで一番多くお作りしているのがこちらのブラックスエード。
皆さん一様に『探してたんだけど良いのが無いんだよねぇ。。。』と仰います。
BROSENTのオーダーなら更にトゥの形状や、ソールの仕様の選択、幅の調整まで出来るので、皆さんご満足頂けている様です。

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こちらは上級者ですね~!
茶色や緑、赤などを重ねて色付けした玉虫色、Jewel Beetleです。
こんなの履いて素敵な女性を食事にでも出かけたいものです(;^_^A

さて、上の写真たちを見て頂いても分かる通り、BROSENTのダブルモンク、Rebecca(レベッカ)の基本デザインはキャップ、一文字です。
ですが一部のお客様から『プレーンのダブルモンクは出来ないの?』と言うご要望があり、毎度毎度のメーカーさんとの侃々諤々の激論を経て、今月からプレーンで作れるようになりました!!
こんな感じです!!

ニュース『人気のダブルモンクRebecca(レベッカ)に新オプションが登場しました』_b0365069_19215469.jpg
よりすっきりとした印象になりますね。
まだオーダーは頂いておりませんが、入ったらまたご紹介します!
更に色々選べるようになったBROSENTのオーダー靴を是非一度お試しになってみて下さい!!
履き心地が違いますから!!


※2017年6月2日掲載


# by brosent | 2018-02-04 19:22 | 革靴

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こんにちは、BROSENTの清水です。
今日は紳士靴のシルエットのお話です。

靴を購入するにあたり人それぞれ見るポイントがあると思います。
まずは色、デザイン辺りが一番に見られるポイントでしょう。
もしかするとその上に履き心地が来るかもしれません。
次に来るのがシルエットではないでしょうか?
デザインバリエーションの少ないメンズシューズの場合、シルエットはその位重要なファクターなのです。

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このシルエットには流行があり、数年毎に変化します。
私がこの業界で働く20数年間にも大なり小なりの流れがありました。
私がこの業界に入った90年代前半はスニーカーやワークブーツが隆盛の頃で、残念ながら革靴は脇役でしかありませんでした。
悪いタイミングで業界に入ったものです。。。(-_-;)

そんな中クラシコイタリアと呼ばれるスタイルが大爆発します!
靴に関して言えば若干間違えた感じでノルベジェーゼ製法などのスクエアの靴が大流行しました。

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実際クラシコイタリアと言われるメーカーの社長さんたちは英国メーカーのオーソドックスな靴を履いている人が殆どでした。
バブル期の【アルマーニ日本人解釈版ブカブカスーツ】と同じですね(;^_^A
ファッションは時として強引に金儲けに走る時があるんです。
英米靴を売りにしていた私が働いていた店でさえ、このような靴を売っていましたから。。。
一応買いましたが、全く履きませんでした。。。

ともわれこのスクエアの流行が革靴業界を救います。
続いて出てきたのが、スクエア短い版です。

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クラシックな靴が好きな私は販売しながら『ガンダムみてぇだ。。。』と思っていたものです。
で、これが次第に丸くなってきます。

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終いには左右非対称のオブリークに変化していきました。

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この頃インポートではシルバノ・マッツァ、ドメスティックではタケオキクチが大ブレイクしました。

ここまでの流れは前の流行に変化を付ける形で発展しましたが、ここで一気に流れが変わります。
ロングノーズの登場です。

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黒服のお兄さんだけではなく、街はこの様な靴で溢れかえっていました。
一般的に景気の良い時はトゥの長さが長くなる傾向にあると言われています。
中世の華やかし頃のヨーロッパではこんな異常事態があったほどです。

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もうこうなると下品にしか見えませんが、当時の方たちは競って長い靴を履いていたわけです。

しかし靴の大きな流行も2007年のリーマンショックを境に止まってしまいます。
もちろん小さな流れはありましたが、爆発的な流れは現在でも止まったままです。
景気が悪くなると流行り物に手を出す元気が無くなって来るんですね。
流行に左右されやすいイタリア靴は売れなくなり、オーセンティックなタイプを履く方が多くなっています。


とまぁ、軽く靴の近代史を語って見た訳ですが、肝心の私たちBROSENTの靴はどんなでしょう?
BROSENTのオーダーでは2種類のシルエットをご用意しています。
一つはクラシック&エレガントなセミスクエアトゥのBR-1

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今ちょっと流行りつつあるソフトなスクエアトゥです。
イタリア的な派手なタイプではなく、イギリスやフランス的なエレガントタイプです。

もう一つはクラシック&コンサバティブなラウンドトゥを持つBR-2

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長くも短くもないオーソドックスなラウンドトゥです。
私あまり短いラウンドは好きではありません。
海外ではトゥの長さはある種のセックスアピールとも言われています。
要するに短い靴は色気に欠け、長すぎる靴は下品、と言う事です。
節度を保った絶妙な色気が一番良い訳ですね。
BROSENTの靴のシルエットはその辺りを踏まえて長さを考えているのです!

と言う訳で、節度のある色気を持ったBROSENTの靴で大人の魅力をアップさせてみませんか!?

若干グダグダになりましたが、本日はこれにて。。。


# by brosent | 2018-01-28 19:03 | 革靴

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こんにちは、BROSENTの清水です。
お陰様で今年に入って靴のオーダーの件数が劇的に増加しております。
BROSENTの靴の最大の売りは【ラストや芯材から開発した抜群のフィット感】と【1足1足の手染めが可能とする好きな色を選べるフリーカラーシステム】の2つです。
ですが他にもお客様が好みの1足を作ることが出来る工夫が多数存在します。
今回はそんな工夫の中からラスト(木型)とメダリオンに注目したいと思います。

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まず基本のラストから。
BROSENTではラウンドとセミスクエアの2つのラストをご用意しています。
ラウンドはド定番のクラシックな印象です。
一方のセミスクエアですが一般的なモダンイタリア~ンな雰囲気ではありません。
イギリスのビスポークやフランスのスールムジュールに使われるようなクラシックなイメージのセミスクエアです。
ラストを企画した本人がそう言っているのでそう言う事にしておいてくださいm(__)m
見てみましょう。

コラム『BROSENTの守備範囲~打倒イチロー』_b0365069_19072912.jpg

ね?色は別として、どちらも非常にクラシックな雰囲気です。
こちらも。

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カラフルなサンプルなので分かりにくいかもしれませんが、シルエットはどちらも落ち着いた大人仕様となっています。

更にこれにメダリオンを追加する事でまたガラッと変わった雰囲気にする事が可能です。

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左はラウンドのメダリオン無し、右がセミスクエアのメダリオン有りです。
ね?同じ靴には見えないでしょう?
このメダリオンは全部で4種類ご用意しています。

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入れるメダリオンによってまた雰囲気が変わります。

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これらを駆使すればお堅い会社にお勤めの方からミュージシャンな方まで幅広くご利用頂くことが出来ます。
例えばお堅い会社にお勤めの貴方には。。。


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こんな感じは如何でしょうか?
ブラックのキャップトゥクウォーターブローグです。
これならどんな場に出ても恥ずかしい思いはしないはずです。

一方ミュージシャンな貴方には。。。

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こんな感じは如何でしょうか?
ブラック×ホワイトのコンビにスカルのメダリオンを配したフルブローグと、スカル柄のスワロフスキーメダリオン入りのフルブローグです。
どちらも超個性的な1足です。
ミックジャガーやスティーブンタイラーに是非履いて欲しいロックな仕上がりです。

と言う訳でBROSENTの靴の守備範囲、まさにイチローの如しです。
レフトからライトまで縦横無尽にカバーしちゃいます!!
『良く分からないや』と言う方も、私清水が使用環境に合わせたバッチリな仕様をお勧めしますので安心して買いに来てください!!
一緒にカッコ良い靴作りましょう!!


※2017年4月21日掲載

# by brosent | 2018-01-14 19:12 | 革靴