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タグ:目黒 オーダー靴 ( 28 ) タグの人気記事

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こんにちは、BROSENTの清水です。
先日ご来店して頂いたお客様に『ブログ毎日読んでます!』と言われました。
こんなマニアックなブログを毎日楽しみにして頂いているとは!!
ありがたい限りです!!(T_T)
では本日も行ってみましょう!!
本日はアッパーの亀裂補修、パッチ修理=通称チャールズパッチのお話です。

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きっかけは今年の1月でした。
BROSENTではもうどうにも手の施しようの無くなった靴を新しいテイストで生まれ変わらせる≪Transform≫と言う修理をご提案しています。

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こんな感じで破けたり、切れたりしてしまった靴を。。。

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こんな感じでパッチをデザインに見立てて直しちゃおう!!と言うお修理です。
これ元々は私がロンドンのジョージクレバリーのショップで見た修理靴をヒントに考え出した方法です。
因みにクレバリーで見た修理は黒革の靴に黒革のパッチを貼ったものでした。

サイトでこのページを読んだお客様が『靴と近い素材で同じこと出来ますか?』、つまりクレバリーで見た修理と同じ修理が出来ないかと靴をお持ちになられたのです。
その記事を掲載したのが今年の1月でした。



そうしたら『俺のもやって欲しい!』と、同じ修理がちょくちょく持ち込まれるようになってきました。

そして新たに持ち込まれてきましたこちら!

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≪Paul Harnden(ポールハーデン)≫です。
若い頃流行りましたね~!
今は靴だけじゃなく総合アパレルになっているようですが。
クラックが入り、だいぶ傷んでいるご様子です。
お客様とも『普通の黒だと面白くなさそうですね~』なんて話しながらゴソゴソと探していたら。。。ありました!

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黒のクロコ型押し! ※写真撮り忘れたんで白載せておきました(;^_^A
これの方が絶対カッコ良くなるだろう!とやってみました!!

完成したのがこちら!

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どうですか!?
元々こんなデザインだったかの様な出来栄えじゃないですか?
通常のパッチ修理にもう一捻りを加える事でカッコ良くなった好例のご紹介でした。
ご興味のある方はご相談に乗りますのでお気軽にご来店ください!!



by brosent | 2019-06-23 18:55 | 革靴

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こんにちは、BROSENTの清水です。
今日はちょっと業界向けの話かもしれません。
スーツのオーダーでは一般的にフルハンドメイド、セミハンドメイド、マシーンメイドの3つの作り方があり、フルビスポーク、イージーオーダー、パーンオーダーの3つのオーダー方法があります。
随分と色々な種類があるものです。
一方私たち靴業界はどうでしょう?。。。と言うお話です。

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靴の場合作り方はフルハンド=ハンドソーン(十分仕立て、九分仕立て)かマシーンメイドになると思います。
中国での大量生産は話がややこしくなるので、今回は国産のハンドソーン、グッドイヤーに限定してお話しますね。
前者がオーダーで20万~40万、既成靴で10万~15万と言ったところでしょうか?
一方後者がオーダーで6万~12万程度、既成靴で2~3万から7~8万辺りだと思います。

ではオーダー方法はどうでしょう?
フルビスポーク(一般的に九分仕立て)か、パターンオーダー(グッドイヤーほか)に分かれるのではないでしょうか?
前者は足型から木型を作り、好きなデザインでオーダー出来ます。
きちんとやっている所だと25万~40万位が相場です。
一方パターンオーダーとは既製品のアッパーやソールを違う素材に変えるオーダーです。
価格は既製品のグッドイヤーの価格に10~20%乗せて作る場合が多いと思います。

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それぞれメリット、デメリットがあります。

≪フルビスポーク≫
メ:選択肢は無限大
メ:成功したら履き心地抜群
デ:とにかく高い。全ての靴をこれにするには相当稼がないと。。。(-_-;)
デ:失敗した時の心と財布のダメージが特大

≪パターンオーダー≫
メ:とにかく気軽にオーダー感覚が楽しめる
メ:価格が手ごろ
デ:選択肢が少ない
デ:サイズは既成靴と同じなので、合わない事も。。。

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ここで最初の話を思い出して頂きたいんですが、スーツはその間に作り方では≪セミハンド≫、オーダー方法では≪イージーオーダー≫と言うのがありました。
≪セミハンド≫とは基本はマシーンで作りますが、要所要所にハンドを入れる事で、着心地や見た目のグレードを上げていく生産方法です。
≪イージーオーダー≫とはベースとなる型はありますが、そこからお客様それぞれの体形に合わせ補正をかけていくオーダー方法です。
この2つ、靴業界ではほとんどありません。
何故か!?
私が考える理由は2つです。

一つは『作るのが面倒だから』です。
こういったオーダーを受ける店舗が多くなれば、メーカーさんとしても沢山オーダーが入る訳ですから、やりがいもありますが、現状あまり無いのでメーカーさんが面倒がって受けてくれないのです。

そしてもう1つが、こういったオーダーを受ける店舗が少ない理由となるのですが『補正が出来る販売員が少ない』です。
補正はベテランの販売員さんが長年の経験を元に『ここを出そう』とかやらなければなりません。
このようなベテラン販売員さんを持った店舗が少ないのです。
『そこを何とかしたい!』と考えたのがBROSENTのオーダーシステムです。

ルールを設けたフィッティングサンプルを利用し、実際にお客様に履いて頂き、補正後の感じを確認して頂きながら補正を決められるので、フィッティングを見る事が出来れば大概のスタッフがオーダー、補正を受ける事が可能となっています。
BROSENTの靴を販売してい頂いているお取引様の多くがテーラー様なのもこの方法があるからです。

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更に生産はグッドイヤーも出来るがハンドソーンも出来るセントラル靴さんに依頼。
グッドイヤーをベースに釣り込み等要所に手仕事を入れてより履きやすい靴に仕上げてもらっています。

『これから靴を始めてみたい』『今扱っている靴に今一つ満足できない』と言うお店様がありましたら、是非一度BROSENTにご相談ください!!

以上広告でした!!(;^_^A




by brosent | 2019-06-16 19:10 | 革靴

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こんにちは、BROSENTの清水です。
BROSENTではこの秋冬新作としてレースアップブーツ≪Dorothy(ドロシー)≫を発表しました。
オックスフォードブーツ所謂内羽根式のブーツです。
『普通レースアップって言ったら外羽根じゃない?』と思った方!
正解です!
でも私好きなんです!!
内羽根の方が!!


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内羽根と外羽根、紐の革靴は大きく分けるとこの2つに分かれます。
違い分かりますか?


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まずは外羽根から。
シューレースを通す羽根が馬の鞍の様に甲部の上に被っているタイプのものを言います。

続いて内羽根です。

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羽根が甲部と一体化したこのタイプを内羽根と言います。

内羽根と外羽根の使い分けですが、一般的に内羽根の方がドレッシー、フォーマルだと言われています。
え?そんなこと知ってる?
では何で内羽根の方がドレッシーなんでしょうか?
理由はその発祥の歴史にあります。

まずは外羽根から外羽根式は海外ではダービーとかブラッチャーと呼びます。
ダービーは有名なイギリスで行われるダービー競馬から来ています。
18世紀後半に当時紳士淑女の社交場であった競馬場に履いて行く靴として流行ったと言われています。


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ブラッチャーは19世紀前半ゲプハルト・レベレヒト・フォン・ブリュッヘルと言うドイツの軍人がワーテルローの戦いで使用したのが起源と言う説があります。
ブリュッヘルの英語読みがブラッチャーだそうです。

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どちらにしてもオフ靴や軍靴ですからやはりフォーマルではないんですね。

一方内羽根式は海外でオックスフォードとかバルモラルと呼びます。
オックスフォードは17世紀英国の名門オックスフォード大学で当時主流だったブーツに変わり新しいファッションとして誕生したと言う説があります。

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バルモラルはヴィクトリア女王の王配アルバート公が考案した室内履きとが起源と言われ、彼が好んだスコットランドのバルモラル城からその名が付いたと言われています。
方や富裕層のお坊ちゃん、方や英国王室の室内履きですから、まさにフォーマル、エレガントと言う訳です。


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私、自身がエレガントか、ドレッシーかは別として、趣向としてエレガントな物が好きなんです!
と言う訳で初のレースアップブーツは内羽根にさせて頂きました。

内羽根のレースアップブーツってあまり多くはありませんが、カッコ良いんですよ!!
最後にノーサンプトンの博物館で撮影したカッコ良いオックスフォードブーツをご覧いただいて本日は終了です!!

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やっぱりカッコ良い~!!(゚Д゚;)






by brosent | 2019-06-09 19:08 | 革靴

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ここ数年大人気のダブルモンク。
甲を抑えるストラップについて二つのバックルが最大の特徴です。
BROSENTのオーダーではシルバーとゴールドのどちらかを選択することが可能です。
さぁ貴方はどっちのバックルを選びますか!?

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一般的に現在市販されているダブルモンクのバックルはほぼほぼシルバーです。
レディーメイドで販売しているBROSENTのダブルモンク≪Rebecca(レベッカ)≫のブラックもやはりシルバーです。

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ごくたまにゴールドバックのダブルモンクを見る事がありますが。。。

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物凄くクラシックな靴の場合が多いようです。
『クラシックにしたい場合はゴールドなんですね?』
違います!
確かにクラシックになってしまう場合もありますが、使い方によって雰囲気がガラリと変わるところにゴールドバックルの面白さがあります。
幾つか例を見てみましょう。


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例えばこちらは≪ゴージャス感≫≪アバンドギャルド感≫を出すためにゴールドバックルを使った例です。
大江戸線六本木駅を彷彿させる下品とゴージャスのギリギリのラインを見事に演出しています(笑)
≪クラシック感≫など微塵も感じさせません!!

続いてはこちら。。。

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同色系のミディアムブラウン≪Sunset Brown(サンセットブラウン)≫に合わせた例です。
綺麗にまとまってますね~。
とっても≪エレガント≫です。
茶系に合わせるとこんなに綺麗な靴に仕上がります。

最後はこちら。。。

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こちらは濃い目のグリーン≪Deep Green≫に合わせた例です。
シルバーでも合いますが、≪ちょっと拘ってます感≫が出てると思いませんか?

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見る人が見れば『あれ?ちょっと変わってるな?』と思うはずです。
別にシルバーでもおかしくはないんですが、ちょっとした差に拘るならゴールドはお勧めです。
是非BROSENTで頭を悩ませてみてください!!



by brosent | 2019-06-02 18:43 | 革靴

こんにちは、BROSENTの清水です。
やっと!やっと出来ました!!
2019SSの新作、タッセルローファーの≪Emma(エマ)≫!!
何度となくモカやタンのバランスを調整してようやく出来た過去最高の苦心作です!!(T_T)/
とくにか早速見て頂きましょう!!

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まずはセミスクエアラスト、BR-1で作ったバージョンです!!

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アッパーは英国≪チャールズ・F・ステッド≫の最高級カーフスエード≪Super Buck≫の≪Gaucho≫をベースに、タッセルや履き口など各所にネイビーカーフを配してみました。

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モカは価格の関係上機械縫いですがスキンステッチを採用
私たちが『専ちゃんモカ』と呼んでいるモカです。


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タンはやや長めに設定しました。
『甲の足当たりが柔らかくなる』『足がすらっと綺麗に見える』『裸足で履いた時にスッキリ見える』『ソックスを履いた時には柄がちらりと見える』と言った効果があります。
そして何より私が今までの靴人生の中で出会った大好きな靴職人だった故リカルド・ベステッティへのオマージュを込めたかったんです。
氏が作ったタッセルはタッセルがあまり好みではない私が見ても『カッケ~!!』と唸ってしまう程カッコ良かったんです!!

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だからちょっと拝借して同じような仕様にしてみました。
天国で怒ってるかな。。。(;^_^A


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タッセルをやるにあたり、一番悩んだのは実はデザインではありません。
オーダーのオペレーションです。
フリーカラーシステムにタッセルをどうやって落とし込むのか。。。
タッセルには文字通りタッセルをはじめ、タッセルを繋ぐリボン、履き口のパイピングなど細かいパーツが沢山ります。
それを自由に色を選ぶとなると。。。
考える担当の私散々考えて、本間先生に苦労してもらうことにしました!!
これらの細かいパーツを事前に店に用意し、受注後染めてメーカーに送る方法です。
私たちが『先染め』と呼んでいる方法です。
少々手間と時間はかかりますが、これでお客様は自由に色を選ぶことが可能になりした!!

さてラウンドトゥラストのBR-2バージョンも見てみましょう。

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実はまだ染めていません。。。(;^_^A
お客様からの『まだか~。。。まだか~。。。』と言う声に負けて染め上げる前のフライングスタートです!!

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さて何色になるのでしょうか?
今から考えます。。。(-_-;)
お楽しみに!

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と言う訳で大変苦労して出来た新作タッセルローファーの≪Emma(エマ)≫。
本日より受注を開始いたしますので宜しくお願いいたします!!



~新作発売開始記念!~

2019S/Sの新作≪Emma(エマ)≫をご注文いただいた方、先着10名様にオリジナルシューツリーをプレゼントいたします!速攻で終了する恐れがありますので、皆さんお急ぎください!!

※目黒のBROSENTの直営店のみ


by brosent | 2019-05-25 11:58 | 革靴

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こんにちは、BROSENTの清水です。
BROSENTのオーダーではそれこそ『そんなものどうでも良いです』と言うくらい細かい意匠の選択が可能です。
その中に『これを変えるだけで簡単に靴の雰囲気を変えられる』オプションがあります。
それがシューレースです。

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オーダーでは全部で4種類のレースの中から好みのものを選ぶことが出来ます。

まずは基本の丸ひもです。

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こちらは基本仕様となっています。
最もオーソドックスで飽きに来ないシューレースです。

続いては。。。

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形状が平たいので平ひもと言います。
一般的には丸ひもより若干カジュアルと言う事になっていますが、そんなに大差はないと思います。
好き嫌いでお選びください。
因みに履いている内に寄れてくることがあり、いちいち直すのが面倒なので私は苦手です。。。(;^_^A


続いて靴の表情を変えたいならこちら。。。

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≪カラーレース≫です。
例えばアッパーと同色にするとか。。。


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同じアッパーの色でも紐の色を変えると。。。

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だいぶ雰囲気が変わります。

他にも様々なお色をご用意しているので色々とお試しになってみて下さい。

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最後は高級品!
≪紗乃織靴紐≫です。
高級品と言っても普通に買える値段ですが。。。(;^_^A

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オリジナルはチベットの山岳民族が開発したもので、仏教伝来の頃に中国を経由して日本に入ってきた伝統の織り紐です。
日本では主に真田紐と呼ばれ、茶道具の箱を縛ったり、刀の下げ緒、鎧兜の締め緒などにも用いられる非常に丈夫な紐です。

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とにかく切れない!緩まない!
一度使えばその優秀さが分かると思います!
価格以上の価値があること間違いありません。
個人的にもお勧めしたい一品です。

紐一つで靴の表情はガラリと変わります。
是非お試しになってみて下さい!









by brosent | 2019-05-19 18:50 | 革靴

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こんにちは、BROSENTの清水です。
本日は本日は靴の話でよく使われる『経年変化』についてお話ししたいと思います。
例の如く『え?そうなの?』と言う話が出てくるかもしれません。
気をしっかり持ってお読みください(笑)

先日当店の上顧客様のお一人であり、ファッション業界の大先輩でもあるY様とご一緒することがありまして、過去にお作りさせいて頂いた靴を何足か拝見させていただきました。
その靴をご紹介しながら本日の主題『経年変化』についてお話ししたいと思います。

まずは1足目。

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ベストセラー、ダイヤモンドキャップ≪Riley(ライレー)≫にメダリオンを入れてお作りしたモデルです。

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『取敢えず1足目は基本的な仕様で』と言う事で、底周りは≪Rendenbach(レンデンバッハ)≫社(独)のオークバークソール+コンビネーショントップでご注文いただきました。
ファッション業界一筋50年のY様。
もちろん靴は下駄箱に入りきらず箱にしまって積んでいるという典型的な靴好きでもいらっしゃいます。
こういう方の靴を作る時が一番緊張するんですよね~。。。他の靴と比べることが出来ちゃうので。。。(-_-;)
ですが完成後『清水さん、良いですね~、これ。』

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『特に踵の食いつきと。。。』

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『ウェスト(土踏まず)のフォット感が良い感じだわ。ビスポークみたいだよ。あ、一応オーダーか(笑)でも、この価格でビスポークみたいなフィッティングが体験できるんだから安いかもね』

多少の毒はありますが、おおむね褒めて頂けたようです(;^_^A

続いては。。。3足目だったかな、こちらです。

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ダブルモンクの≪Rebecca(レベッカ)≫です。
1足目より濃く仕上げさせていただきました。
こちらはジャケットスタイル主体で、天候を気にせず履きたいと言う事で。。。

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≪Vibram(ビブラム)≫社(伊)のイートンソールを付けてみました。
似たパターンの≪Harbro Rubber(ハルボロラバー)≫社(英)のスタッデッドソール(通称ダイナイトソール)は持ってるから試しに、と言う理由だけでこちらになりました。

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バックルは拘りのゴールドです。
『最近の既製品はシルバーばっかりだから、こういうのが選択できるのは有難いよね』とのことです。
確かにBROSENTのオーダーは既成靴と大して値段が変わらないので、有難いかもしれないですね。

最後に最新作を。

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今年の春夏に出したサイドエラスティックの≪Maria(マリア)≫です。
今回はネイビーでのオーダーです。

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しかもただのネイビーではありません。
要所要所に黒などを入れてより深い味わいに仕上げてみました。
きちんとお手入れがされているので、作った当初と同じ雰囲気で履けていただいております。

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こちらも『この部材は履いたことないな~』と言う理由で選んで頂いた≪Vibram(ビブラム)≫社(伊)のケープタウンをトップリフトに付けてみました。
こちらは大当たりだったようで『跳ねるような履き心地になるね、これ』と大変喜んでいただけました。
これ今度私も付けてみようと思っています。

さて!そろそろ本題の経年変化についてお話ししましょう。
経年変化、便利な言葉です(;^_^A
たまに『どう考えてもボロイだけでしょ』と思われる靴でも『経年変化がかっこ良い』と言われると、何となくこれはこれで。。。と思っちゃいますよね。
販売員さんも普通に『茶靴は経年変化が楽しめますよ』とか言っちゃってます。
私に言わせると『経年変化はただ古いだけではない!!』です。
良い『経年変化』とは『履き込まれたことで生まれる革本来の雰囲気が出た状態』をいうものだと思います。
だとすると幾つかの条件が必要になります。

1.品質の良い革
これは当たり前ですね。

2.サイズが合っている
サイズが合っていない靴は深い履きじわが入ります。
深い履きじわは美しくありません。

3.きちんとした仕上げ
顔料で仕上げた靴は表面を樹脂染料で固められてしまっているため、プラスティックのようなのっぺりとした表情になっています。
この仕上げだと革の表面が表に出ていませんから、革の雰囲気を楽しむことが出来ません。
イギリスやイタリアの高級靴と言われる靴では滅多に使われませんが、残念ですが日本やアメリカの靴などではコストを下げるために頻繁に使用されます。

4.定期的なお手入れ
革に適度な栄養を与えてあげないと、革は色あせてカサカサになってしまいます。
言わずもがな美しい訳ありません。

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ここでもう一度Y様の靴を見てみましょう。
どれもきれいに磨かれていますね。
しかもバリバリのハイシャインではなく、本間先生直伝の『ハンドポリッシュ』で適度に光沢を出しています。
これも革の雰囲気を出すのに一役買っていますし、何より上品です。
いずれも素晴らしい『経年変化』を経ていると思います。

皆さんもBROSENTで素晴らしい『経年変化』を楽しめる1足と出会ってみませんか?

by brosent | 2019-05-05 19:04 | オーダー靴

こんにちは、BROSENTの清水です。
皆さんご周知の通り新年号となりました!
いきなり1日からお休みでした(嫁に『舐めてんのか!?』と言われました。。。)が、令和の時代も宜しくお願いいたしますm(__)m
さて本日の令和第1弾のブログですが、ビッグニュースをお送り致します!!

突然ですが皆さん≪HARBORO RUBBER(ハルボロラバー)社≫と言う会社をご存知でしょうか?
一般の方はあまり耳にすることもないかもしれません。
でも≪Dainite Sole(ダイナイトソール)≫と言うラバーソールは聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
その≪ダイナイトソール≫を生産している会社を≪ハルボロラバー社≫と言います。

この度BROSENTは2019年、≪ハルボロラバー社≫が選ぶ『Mr.Dainite(ダイナイト)日本代表(?)に選ばれました!!

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≪ハルボロラバー社≫は1849年、靴の聖地≪Northampton(ノーザンプトン)≫の北に位置する≪Leicestershire(レスター州)≫で誕生したラバーソールの専業メーカーです。
その≪ハルボロラバー社≫が作るラバーソールコレクションのことを≪Dainite(ダイナイト)≫コレクションと言います。

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≪ダイナイトソール≫と言うと皆さん上のポイントが沢山付いたようなデザインのソールを思い浮かべると思いますが、こちらの正式名称は≪Studded Sole(スタッデッドソール)≫と言います。
因みにこちらも有名な下の≪Ridgeway(リッジウェイ)≫も≪ダイナイトシリーズ≫の一つです。

話が逸れました。。。
その≪ハルボロラバー社≫が毎年カレンダーを作成しています。
特に今年は創業125周年と言う事で気合いを入れて作ったようです。
イギリスを中心とした世界の靴メーカーが生産した≪ダイナイトソール≫を使った靴が掲載されています。

その中に何と!!

BROSENTの靴が選ばれちゃいました!!

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こちらがカレンダーの表紙です。
1枚めくると。。。

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昔の広告が出てきます。
≪スタッデッド≫や≪リッジウェイ≫以外にもいろんな種類があったんですね。
興味深いです。

そしてこの後からいよいよ1月が始まります!
見てみましょう!!

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1月。。。あああぁぁぁぁ~!!
スキャンし間違えました!!
1月はイギリスの≪CHEANEY(チーニー)≫だったんです。。。(T_T)
いきなりすいません。。。m(__)m

続いて!

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2月はイギリス王室ご用達メーカー≪Tricker's(トリッカーズ)≫です!
やはり出てきましたね~!!
長くお付き合いしていたので、最盛期には50足以上持ってました!!
大好きなメーカーです。

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3月。。。あ。。。縦になってる。。。(T_T)。。。
大物来ました!!
イギリスの≪Edward Green(エドワードグリーン)≫です!

さ、次々。

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4月はイギリス以外から。
アメリカの≪Allen Edmonds(アレンエドモンズ)≫です!
アメリカの王手グッドイヤーメーカーと言えばやはりここですね。
私2度ほど本社工場にお邪魔したことがございます。

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5月!インドネシアのシューメーカー≪Fortuna Shoes(フォーチュナシューズ)≫です。
と言っても知らない方が多いと思います。
≪Jaran Sriwijaya(ジャランスリワヤ)≫と言えば分かるでしょうか?
それを作っているメーカーさんです。

続いて。。。

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6月はイギリスに戻りまして≪Loake(ローク)≫です。
ノーザンプトン(正確にはノーザンプトン州内)のメーカーでは比較的安価な部類に入ります。
因みに私が初めて買った英国靴はこちらの靴でした。

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7月も同じくイギリスの≪BARKER(バーカー)≫
一時期消えていましたが、最近はモダンなデザインを加えたりと復活して来ていますね。


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8月はアメリカから≪OAK STREET(オークストリート)≫の登場です。
シカゴを拠点としたブーツを中心に生産しています。
ゴツ目、粗めな典型的なアメリカンシューズです。

そして9月!

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出ました!!
BROSENTです!!
奇しくも『く=9、つ=2』の日、9月2日、私の誕生日(;^_^A)の月にBROSENT登場です!!
いや~、うち靴のが一番カッコ良くないですか~!?
何かデレデレしちゃいますね~!!

続きも見てみましょう!!

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10月はカナダの≪VIBERG(ヴァイバーグ)≫です。
こちらも≪OAK STREET≫同様ブーツを中心としてメーカーです。

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11月はご存知イギリスの≪Crockett&Jones(クロケット&ジョーンズ)≫です。
確か≪ハルボロラバー社≫の社長と親戚筋だったような。。。違ったかな?
とは言え当然のチョイスです。

最後が。。。

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そしてラストの12月はスペインの≪Berwick(バーウィック)≫です。
最近日本でも売れてきてますよね、安いので。
靴自体は≪CARMINA(カルミナ)≫の方が上を行っていますが、最近ラバーソールをオリジナルにしたのでそのせいかと。。。


以上です!!

凄くないですか!?
こんな錚々たるブランドの中にBROSENTの靴が入るなんて感動です!!(T_T)
店頭にも飾る予定なので、ご来店時に是非ご覧になってみて下さい。

世界に認められた(?)BROSENTの靴!!
これからもカッコ良い靴を作っていくので宜しくお願いいたします!!




by brosent | 2019-05-02 12:32 | オーダー靴

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こんにちは、BROSENTの清水です。
日本のビジネスシューズ、特に数万円以上の靴で最も売れているデザインはキャップトゥ=ストレートチップだと思います。
本場英国、イタリアでは使用範囲が狭いせいか、『フォーマル用に1足あれば良いか。。。』程度ですが、何故か日本では断トツ人気です。
そしてそれに続くのがキャップトゥの仲間パンチキャップやクウォーターブローグと言ったところでしょう。
そんな中ここ4~5年でしょうか、猛烈にその存在価値を高めているデザインがあります。
それが本日の主役ダブルモンクです。

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当ブログをご覧いただいている方ならご存知かもしれませんが、開店以降最も人気があるモデルはダイヤモンドキャップの≪Riley(ライレー)≫です。

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しかし!ここBROSENTにもダブルモンクの波がやって来ている模様で、ここ半年位で急激にオーダー数が伸びております!!
そこで本日はBROSENTで作れるダブルモンクを過去にオーダー頂いた靴の中からご紹介したいと思います。


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まずはラストは他モデル同様セミスクエアのBR-1と、ラウンドのBR-2から選択可能です。
これだけでも既成靴と比べたら、相当選択肢は増えると思います。
が、これはBROSENTでは序の口です。

続いては素材です。


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カーフを基本に、スエードやグレインなど様々な素材でお作りすることが出来ます。

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もちろんコンビでお作りすることも可能です。
さぁ、これで出来るモデルのバリエーションが急激に増えましたね!!

更にご存知。。。

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フリーカラーシステムもありますから、定番的なお色から、既成靴ではないような珍しい色まで何でも作れちゃいます!!
もう出来ないダブルモンクは。。。いえいえ、これだけではありません!
実はまだバリエーションがあるんです!!
例えば。。。

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トゥにメダリオンを入れると言う手があります。
写真のモデルはグレイン&ゴールドバックルなのでちょっとアバンギャルドな雰囲気ですが、素材や色によってはコンサバな雰囲気にすることも可能です。
あとこんなオプションもあります。

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通常キャップのトゥをプレーンに変更するオプションです。
もうこうなると別の靴ですね。
ですがBROSENTなら作れちゃいます。

これに加えて幅の補正が出来るんですから、最早作れないダブルモンクはほぼ皆無なのではないでしょうか?
この秋ダブルモンクをお探しの方、是非一度BROSENTにご相談ください!!



by brosent | 2019-04-28 19:04 | 革靴

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こんにちは、BROSENTの清水です。
少し前、私の知人の税理士先生からある依頼を受けました。
『柔らかくて、軽いんだけど頑丈で。。。雨に強くて。。。そんでもって殆どお手入れ不要な靴って出来ない?黒で!』
無茶苦茶言いますね、あなた。
そんな便利な物。。。ん?待てよ?。。。。。。。。。了解です。やってみましょう!!
と言う事で、お引き受けいたしました!!

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何故この依頼受けたのか?
実は私ある生物の革を思い出したんです。
こいつです!!

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ご存知海の殺し屋サメさんでございます。
15年以上前になるでしょうか。
某アメリカメーカーでサメ革の靴を展開しておりまして、それをサンプルで引いたことがあったんです。
その時メーカーの人が『コインで削っても傷つかないよ』って言われて『おおぉ~』ってなったのを思い出したのです。
早速メーカーの担当者君とサメ革、探しに行きました!!
で、見つけました!
これです!

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一見型押しレザーっぽいですが、これがサメ革です。
因みにワサビおろしに使われるのは、カスザメと言われるサメの種類で、また違うやつです。

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ね、こっちはちょっとエイみたいでしょ?
一般的に皮革製品になるサメはヨシキリザメって言うのが多いそうです。
たまに人襲っちゃう危ないやつです。
そして完成したのがこちら!!

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丸っこい木型で作ったらカントリーっぽくなると思いますが、今回はスマートな木型に乗せたので、結構ドレッシーに仕上がりました。

さて、ここからが問題です。
本当に『柔らかくて、軽いんだけど頑丈で。。。雨に強くて。。。そんでもって殆どお手入れ不要』なんでしょうか?
実験してみましょう!
もちろんお客様にはきちんと了承を得て行っているのでご安心ください。

まずは柔らかさから。


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柔らかいですね~!!
一見ごつく見えるので固そうですが、実際は極めて柔軟です。

軽さは。。。写真では分からないですが、(T_T)。。。カーフより軽いです(^_^)v

さて続いては丈夫さです。
これは凄いですよ~!!
どれくらい凄いかと言うと。。。

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10円玉で削ります。
しかも結構力を入れて!!
ですが!!

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ビクともしません!!
かなりの強度です!!
流石リアル鮫肌です!!

では最後に雨に強いかチェックです。
チェック方法は簡単!
豪快に行ってみましょう!!

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ジャ~~~~ッ!!
大丈夫です!!
許可は取っております!!
果たして結果は!?

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メチャメチャ弾いております!!
これ防水スプレーとか一切かけていない、自然の状態でこれです。
今回はこのアッパーにラバーソールを付けてありますから、ほぼ無敵状態と言えるでしょう!!

と言う訳で如何でしたでしょうか、サメ革。
本間君も『僕もこれで作ろうかな~。。。』と真剣に悩んでいるご様子。。。
とにかく楽したい方、お勧めいたします!!
是非ご検討ください!!




【シャークスキン】
オプション +12,960円(税込)前後



by brosent | 2019-04-21 18:24 | 革靴