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こんにちは、BROSENTの清水です。
BROSENTから緊急告知です!!
明日7月6日(金)より【2018 Summer SALE】を開催いたします。
レディーメイドの靴や、サンプル、ソックスなどをスペシャルプライスでご提供いたします!!

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基本オーダーがメインのBROSENTですが、ブラックのカーフのみレディーメイドも取り扱っております。
セールのメインがこちらになります!

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こちらのレディーメイドのコレクション、スペックは以下の通りとなっております。 ※チャッカブーツとローファーを除く

アッパー  ブラック/アノネイ社(仏)製 ボカルーカーフ使用
ソール   シングルレザー/レンデンバッハ社(独)製 オークバーク使用
出し抜い  ヒデュンチャネル(縫い糸が見えない仕様)
ヒール  キューバンヒール
ウェスト  フィドルバック
ライニング 小窓付き
ボックス  ファイバー製シューズボックス

お気付きの方もいらっしゃるかもしれませんが、実はこれBROSENTのオーダーシューズの基本スペックなんです。
これをこのままオーダーすると、基本価格の80,000円+TAXとなります。
通常時はこれを10%引きで販売させて頂いております。
何故かと言うとレディーメイドはオーダー受注時のフィッティングサンプルとして兼用させて頂いているからです。

では対象となるモデルをご紹介致しましょう。
まずは上が定番のキャップトゥ、モデル名≪Lily(リリィ)≫
タイドアップスタイルを引き立てる最もドレッシーなスタイルです。
下がスーツからジャケットまで使えて、尚且つドレッシーさはキャップトゥに続くこちらのクウォーターブローグ、モデル名≪Allison(アリソン)≫です。

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いずれも。。。

オーダーすると  80,000円+TAX ※シューズボックス無し75,800円+TAX
通常時      72,000円+TAX ※シューズボックス無し67,800円+TAX
SALE期間中  56,000円+TAX ※シューズボックス無し51,800円+TAX


続いては上がBROSENTのオーダー件数ナンバー1モデル。
ダイアモンドキャップの≪Riley(ライレー)≫です。
下が現在靴業界全体でもキャップトゥに続く人気のデザイン、ダブルモンクの≪Rebecca(レベッカ)≫です。
多少でもファッションに興味のある方、ビジネススタイルを洗練させたい方、持っていて損は無い1足です。

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オーダーすると  80,000円+TAX ※シューズボックス無し75,800円+TAX
通常時      72,000円+TAX ※シューズボックス無し67,800円+TAX
SALE期間中  56,000円+TAX ※シューズボックス無し51,800円+TAX


ここからは特別価格モデルの登場です!!
まずはこれからの季節に重宝するローファー、≪Joan(ジョアン)≫です。

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スペックがドレスシューズと少し異なりまして。。。

アッパー  ブラック/国産カーフ使用
ソール シングルレザー/イタリア製 イタリアンスーパーソフト使用
ソール   オープンチャネル(縫い糸が見える仕様)
ヒール  キューバンヒール
ウェスト  フラットバック
ライニング 小窓付き
ボックス  ファイバー製シューズボックス

価格は。。。

オーダーすると  69,500円+TAX ※シューズボックス無し65,300円+TAX
通常時      62,550円+TAX ※シューズボックス無し58,350円+TAX
SALE期間中  48,000円+TAX ※シューズボックス無し43,800円+TAX

最後はちょっと暑いかもしれませんが、来秋冬用に如何でしょう?
チャッカブーツ、≪ALICE(アリス≫です。

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こちらもちょっとスペックが異なります。

アッパー  ブラック/国産カーフ使用
ソール シングルレザー/レンデンバッハ社(ドイツ)製 オークバーク使用
ソール   オープンチャネル(縫い糸が見える仕様)
ヒール  キューバンヒール
ウェスト  フィドルバック
ライニング 小窓付き
ボックス  ファイバー製シューズボックス

価格は。。。

オーダーすると   76,000円+TAX ※シューズボックス無し71,800円+TAX
通常時       68,400円+TAX ※シューズボックス無し64,200円+TAX
SALE期間中  53,000円+TAX ※シューズボックス無し48,800円+TAX



見た目が分かりやすいんで露出機会の多いフリーカラーシステムですが、売れてる最大の理由は実はその履きやすさにあります。
その履き心地の良さはレディーメイドでも存分に味わうことが出来ます。
しかもBROSENTのレディーメイドは全てブラックカーフです。
と言う事はビジネスシーンおいて即戦力間違いなしの1足と言えるのです!
黒のカーフ(特にキャップ!)ってセールになってても店頭の品だけだったり、下手するとセール用にわざわざ使ったようなお品物もありますが、こちらは正真正銘の現行モデル!
期間が終わったら定価に戻るアイテムです。
オーダーを検討中の方も一度レディーメイドでお試しと言うのも良いかもしれませんね。

もし!サイズが欠品していたら。。。作っちゃうかもです!!(笑)

他にもサンプル品が数足登場予定です。

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全て1足物につき特別価格46,000円+TAXでご提供いたします!

靴以外にも。。。カラーオーダーのベルトが。。。

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16,000円+TAXを12,000円+TAXで販売いたします。
こちらはカラーオーダー商品となりますので、お色をご指定頂き、染め後お渡しいたしますので、当日のお持ち帰りは出来ませんのでご容赦ください。
送料込みのお値段ですので、別途送料は不要とさせていただきます!!

まとめ買いも多い国産ソックス≪NAVY ROOTS(ネイビールーツ)≫のソックスが。。。

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1,500~1,800円+TAXが約30%オフの900~1,000円+TAXに!!






いずれの商品も数に限りがございます。
皆さんお誘いしていたら在庫が無くなっちゃいます!
こっそり、速攻でご来店ください!!


【2018 SUMMER SALE】

期間7/6(金)~7/29(日)


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by brosent | 2018-07-05 12:01 | 革靴

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こんにちは、BROSENTの清水です。
お客様からのご質問に『何型あるんですか?』と言うものがあります。
正直に申し上げますと、私たちにも良く分かりません。。。(;^_^A
その理由は。。。

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一応現状サイトなどでは11型と記載させて頂いています。  ※2017年9月現在12型
『何だよ、分かるんじゃん!』と思った方、早とちりです。
通常靴屋さんでモデル数(いわゆるSKUと言うやつですね)を数える場合、【デザイン+ラスト+色】が同じものを1型とか1SKUと数えます。
で、まずデザインと木型で見ていくと、例えばキャップ系。

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Lily(リリー)と言うモデルで、所謂キャップトゥですね。
こちらはラウンドの木型を使っていますが、スクエアを選ぶことも出来ます。

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これでもう2型です。
で、キャップトゥにパーフォレーション(切り返し部に付ける穴飾り)を付けたデザインをクウォーターブローグと呼ぶのですが。。。

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クウォーターブローグのAllison(アリスン)です。
写真はスクエアの木型を用いていますが、もちろんラウンドでお作りすることも可能です。
これで4型ですね。

更に基本モデルには無いのですが、このAllisonにオプションでメダリオン(爪先に付ける穴飾り)を入れると。。。

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所謂セミブローグと言われるデザインになります。
メダリオンも4種類ご用意しているので。。。

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キャップトゥが2型で、クウォーターブローグが2型で、セミブローグが。。。8型?出来るのかな?全部で12型?合ってます?

更に同じことがウィングチップでも可能です。

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これも12型になるのかな?
ね?私たちが分からないのもご理解いただけると思います。

またこのメダリオンは全てのモデルに付けることが出来るので、もう何が何だかわかりません( ゚Д゚)

更に先日から始まったローファーのサドルの穴、サドルレザーの選択。
これが加わったおかげで数は更に倍増しております!

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これにBROSENT独自のフリーカラーシステムが加わる訳ですからもう選択肢は無限大です!
本来なら体育館レベルの大きさの店舗じゃないと陳列できない量だと思います!
それをお客様と私たちで相談しながらお好みの1足を作れるわけですから、こんなに楽しいことはありません。
しかも価格は5~7万円台とバカ高くはありません!
是非一度お試しになってみて下さい!

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by brosent | 2017-09-07 19:31 | 革靴

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こんにちは、BROSENTの清水です。
今まで世界中の多くの靴をご紹介してきましたが、多くの靴好きの方同様私も基本は英国靴ファンです。
ご多分に漏れず英国靴産業の中心地、ノーザンプトンには憧れたものです。
因みに初のノーサンプトン訪問は相当昔の話ですが、新婚旅行で行ったロンドンのついででした(;^_^A
で、仕事で行くようになって何十回。
そこで今回は私のお気に入りでもあるノーサンプトンの博物館をご紹介しようと思います。

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ロンドンから北北西に向かって電車に揺られること約1時間。
ノーサンプトン州の州都ノーサンプトンに到着します。

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写真は少し前の物で現在は改装され立派な駅になっています。
でも私のイメージはこちらなので、こちらの写真を使ってみました。

ニュータウン法に指定され人口も20万人いるとのことですが、メインストリートでも人はまばらです。
靴産業の街と言うことで、メインストリートにも台金(靴屋さんでも最近の若い子は台金を知らなかったりします。。。)をモチーフンにした像があったりと靴好きにはたまらない雰囲気です。

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往時には200以上の靴メーカーがあったと言われています。
ノーサンプトンと言えば現在では俗に言う高級靴の産地として有名ですが、その頃は大半がセメンテッド製法の安価な靴を製造するメーカーだったそうです。
その後イタリア、東欧、中国などから安価な靴が大量に輸入されるようになり、ほとんど潰れてしまいました。
現在ノーサンプトン市内にあるメーカーはたったの5社。トリッカーズ、クロケット&ジョーンズ、エドワードグリーン、チャーチ、ジョンロブのみとなっています。
アルフレッドサージェントやチーニーなどは正確にはノーサンプトンシャー、ノーサンプトンの郊外にあります。
それらを合わせても20社にも満たないと思います。
良い物をきちんと作るって大事なんだな~、とつくづく思いますね。

さて駅から10分~15分ほどメインストリートを歩いた先にNORTHAMPTON MUSEUM AND ART GALLERYがあります。

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よくノーサンプトン靴博物館と紹介されていることがありますが、靴専門ではありません。
もちろん靴の展示がメインにはなっていますが、あくまでノーサンプトンに係ること全般を展示した博物館です。
今回は靴だけに絞って気になった物をご紹介しますね。

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まずはこちら。
おんぼろ靴です。
何でもイギリスでは家を建てた際に験担ぎで靴を床下や壁、煙突の中に隠す風習があったそうで、これは18世紀頃のものだそうです。
マッケイ製法っぽいですね。。。

お次は綺麗な物を。

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1900頃に作られたブラックパテントとディアスエード(鹿革のスエード)を使った美しいロングブーツです。
製作は何とクロケット&ジョーンズ!
当時の展示会に飾るためのサンプルらしいです!
しかしカッコ良いですね~!

続いてはこちら!

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これあるスポーツの競技用の靴なんですが、何だか分かりますか?
正解はラグビーです!
作られたのは1930代頃だそうで、生産は何とG.Tホーキンス!
30代、40代の方ですとC.WニコルさんがCMに出ていた安いトレッキングシューズのイメージでしょうが、どっこい昔は良い靴を作ってたんです!
工場はトリッカーズの斜め向かいにあり、現在も建物は残っています。
由緒ある英国王室ご用達メーカーの証ロイヤルワラントまで持っていたんですよ!
最近まで廃工場の壁に貼ってありましたが、数年前には外されていました。。。(;^_^A
私も英国製のホーキンスを持っていますが、当時エドワードグリーンが6.8万円程度だった時代に6万円くらいで買った記憶があります。

私の大好物コンビシューズももちろんあります。

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上がネイビーとベージュのオックスフォード。
これはカッコ良い!
今度うちのClaireを使って作ってみようかと思っています!
ドレッシーなのに外はと目と言うのが珍しいですね。
因みに作られたのは1920年代。
マウントファクトリーと言うメーカーで現在は残念ながら無くなってしまっています。

下はブラック&ホワイトのエプロンダービー。
最近採用するところが少ない落しモカと呼ばれる内側が下に来るモカを採用しています。
こちらは1930年代製。
作っているのはパドモア&バーンズと言うメーカーで、デザートブーツやワラビーで有名なクラークス社の傘下でこれらの靴の製造を行っていました。
現在はノーサンプトンから拠点を移してはいますが健在です。

他にもトリッカーズなど現在も存在しているメーカーの古い靴があったりするので、探してみるのも面白いと思います。

ノーサンプトンミュージアムには靴本体以外にも靴の生産に係る面白いアイテムを見ることが出来ます。
例えばこちら。。。

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現英国女王エリザベス女王の子供時代の木型です。
子供のころからビスポークなんですね。
当たり前か。。。(;^_^A

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こちらは革を木型に合わせる、いわゆる釣り込みの機械です。
上部にWELTって書いてありますね。

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こちらは詳しいことは分かりませんが、ロングブーツの成型に使う機械のようです。

相当マニアックになりますが、靴の部材もございます。
こちらはハーフラバーの部材たち。

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スタッズパターンのハーフラバーでありそうでないですね。
昔のイギリス人はとにかく修理して履いていたようなので、修理部材は今より豊富だったのかもしれません。

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こちらはヒールのコーナー。
レザー&ラバーのトップ部材は現在でも多くのメーカーが使用していますが、レザー&メタルと言うのは見たことがありません!
これは減らないですね~!
歩く時うるさそうですが。。。
丸いのは何でしょう?
私のも分かりません。。。

とまぁ靴好きにはたまらない内容になっています、ノーサンプトンミュージアム。
靴博物館を名乗ってもおかしくない充実っぷりです。
ロンドンへ行くことがあったら1日あれば十分見て回れるので足を運んでみては如何でしょうか?

では次回はいよいよ20回目!
重大ニュースがございます。
お楽しみに!

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by brosent | 2017-08-13 18:07 | 革靴

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私が靴を企画することにおいて、最も影響を受けた人物の一人、そして友人の一人であったRiccardo Bestetti(リカルド・ベステッティ)氏が昨日お亡くなりになりました。哀悼の意を表すると共に、心よりお悔やみ申し上げます。 ※2017年現在他の方がその志を継いでブランド自体は継続している模様です。

氏の靴は細部まで細かい作りであったかと言えば答えはノーです。しかし抜群の履き心地と、その独創性、雰囲気において他を圧倒する存在感があったのは紛れもない事実です。多くの靴職人を見てきましたが、彼ほど一目で誰の靴か分かる靴職人を見たことがありません。履く人が靴の個性に負けてしまいかねないほど、彼の靴は彼の世界観が色濃く出たものでした。まさに鬼才と言う名が相応しい名職人でした。

今回は書き溜めておいた連作『私と世界の靴』のリカルド編をお送りいたします。

明るく愛嬌満点だった氏の為に、敢えて文章等は最初に書いたまま掲載させていただきます。

それではご覧ください。


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こんにちは。。。BROSENTの清水です。
今回はイタリアのリカルド・ベステッティです。
変わった経歴を持つ靴職人で、業界では知る人ぞ知る個性は職人です。
興味があったらお付き合いください。


本間『リカルド・ベステッティって清水さんとこと取引があったから知ってますけど、それほど有名じゃないですよね?世界的にはどうなんですか?』
清水『やっぱり一般的にはそれほど有名じゃないんじゃないかな?ビスポークなんて誰でも履くわけじゃないし。。。でも、ヨーロッパのビスポーク系の職人さんと話すと大体『ハイハイ』ってなるから業界の中ではある程度名前は通ってると思うぞ』
本間『へ~』

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本間『やっぱりかっこ良いですね~』
清水『左の好みだろ?』
本間『ドストライクです』
清水『リカルドは元々ウェスタンブーツのコレクターで、アメリカのウェスタンブーツの職人に靴作りの基本を教わったらしいんだ。だから普通のドレス靴の職人が作る靴とやり方とか雰囲気が全然違う。それが良い意味で凄い個性になってよな~』

本間『確かにどこの靴にも似てないですよね?で、そもそも何で付き合い始めたんですか?』
清水『ミラノで行われてるMICAM(ミカム)って言う靴の展示会に毎回行ってたんだけど、ホテルの近くで夕飯食べて帰る途中に凄い靴がディスプレーしてある店をたまたま発見したんだ』


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本間『それがリカルド・ベステッティだったと?』
清水『いやその時は『かっけ~!欲っし~』って思っただけ』
本間『え?』
清水『そうなのよ、ホント。で、2年位経ったのかな?俺らMICAM以外にも個人がやってる展示会にも行ってて、そこにその靴がたまたまあったんだ!「あれだ!」ってすぐに分かった!』
本間『それで始めたと。運命的ですね~』
清水『そう。一目ぼれだったからね、俺。で、早速アポとってお店に行ってみた訳』

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本間『動き早いですね~!』
清水『若かったからな(-_-;)。お店でうちはこういう店で、こちらの靴は素晴らしい、是非やりたい!って口説いて、その場でOK取ったんだ。しかもオリジナルラストで!』
本間『いきなり行ってオリジナルラストですか!図々しいですね~』
清水『ま、まぁな。。。俺もあんなにすんなり決まるとは思わなかったよ(;^_^A』

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清水『取引が始まって数シーズン経った頃、ビジェバノに工場借りたから見に来ないか?ってお誘いがあってさ。ビジェバノってミラノから電車で小一時間のところにあって、靴を作るための機械を製造する会社が多いらしいんだわ。確かにヨーロッパの靴メーカーの工場に行くと機械に“VIGEVANO”って書いてあるのをよく見るわ。で、便利だってってんでそこにしたって言ってたな』
本間『ふ~ん』

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本間『出たセピア!』
清水『初めて読んだ方が分からないリアクションするな!説明すると、この頃現在でも趣味であるカメラに凝り始めておりまして、セピアとかモノクロとかにはまってたんです。。。』
本間『まぁそれは良いとして結構広そうですね』
清水『そうだな。小さめの体育館位あるから一人でやるには大きいな』
本間『バイク好きなんですか?』
清水『大好きみたいだな。工場の一角を「俺のバイクミュージアムにする」って息巻いてたから』
本間『儲かるんですね。。。』
清水『日本よりヨーロッパの方が職人さんに対する扱いは良いと思う。色々な面で。。。』
本間『そうなんだ』

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本間『凄いの出てきましたね~!』
清水『基本ビスポーク屋さんだからね。「こう言うの作って欲しい」ってオーダーが入ったら手持ちでない場合は探して買うって。にしてもかっこ良いよな~。白のアリゲーターって言ってたぜ、たしかこれ。クロコじゃないぜ。幾らするんだ、いったい?』
本間『エキゾチック好きにはたまらんすね~』

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本間『また木型の保管がアバウトですね~』
清水『確かにな。でも顧客は凄いぞ!ロロピアーナの社長さんがいたと思えば、キーン・エトロがあったりと、色々なテイストの大物の名前が書いてあるラストが沢山あった。因みに俺のもあるぞ( ̄ー ̄)ニヤリ』
本間『そう言えば何足か持ってますよね?あれビスポークなんですか?』
清水『まぁな。3足。。。いや、4足か?全部ビスポーク』
本間『へ~、良いな~、ビスポーク』
清水『ビスポークって言ったって、最初の頃はピッタリ来ないことが多いんだぜ。最初の数足はお試し料みたいなもんだ』
本間『そうなんだ。清水さんのも?』
清水『最初の1足はちょっと大きかったな。気が向いたらやるよ、今度』
本間『マジっすか!?』
清水『しっか働いたらな』
本間『頑張ります!』

本間『いや~、やっぱり良い物は良いですね?如何でしたか?いつも「リカルドの靴の履き心地は半端じゃない」と清水が言っているんですが、BROSENTの靴はその清水が「限りなく近づけた」と言っています。是非一度足入れ私に来て下さいね!ではまた次回!』

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by brosent | 2017-03-16 19:13 | 革靴

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こんにちは。。。BROSENTの清水です。
連載企画『私と世界の靴』、今回はアメリカはウィスコンシン州にあるアメリカを代表するレザーシューズブランド、アレン・エドモンズです。

本間『清水さんアメリカ靴好きでしたっけ?』
清水『いきなり何を言うんだよ、本間君!好きさ!大好きさ!』
本間『そうですか。。。じゃあ進めましょう』

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清水『場所はアメリカ・ウィスコンシン州。ミシガン湖の西岸周辺にある州で、ハーレー・ダビッドソンやミラービールで有名なところだそうだ』
本間『アレンより有名?』
清水『そりゃそうだ。会社の規模が違う。けどアレンはアメリカのエグゼクティブと呼ばれている人たちの使用率は高いらしいぞ、ホントに。超エグゼクティブになるとイタリア靴らしいけど。。。(-_-;)』
本間『へ~』
清水『シカゴから車で何時間くらいだろ。。。とにかく結構かかって到着したのが、写真のバカでかい工場』
本間『でかいですね~』
清水『今まで見てきた工場の中では一番のでかさだな。さすがアメリカって感じの』

本間『これいつ頃の写真なんですか?』
清水『結構前だよ。ほら。』

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本間『お~!ピボディだ!』
清水『無くなっちゃったからね、ピボディ』
本間『どうでした、工場は?』
清水『ん~。。。大量に作ってるから超絶的な感じはないよな~。。。あ、これは超絶だった!』

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清水『一般的にパーフォレーション(穴飾り)はアッパーを型で抜いた後に開けるんだけど、ここんちはパーフォレーション付きの型で一気に抜いてた!さすが効率の国!って驚いたの覚えてる!』
本間『また随分とマニアックなとこで驚きますね。。。』
清水『仕事だ、しょうがない。じゃあ、これは?』

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本間『出た!外人さん大好き日本語Tシャツ!僕前の会社浅草だったんで、近所に一杯売ってましたよ!』
清水『この人何する人だと思う?』
本間『まさか。。。』
清水『そう、仕上げ担当(笑)』
本間『意味分かってるんですかね?』
清水『さ~?』

本間『で、結局何しに行ったんですか?工場見学だけでわざわざ行ったんじゃないでしょ?』
清水『もちろん。当時アレンではアメリカ国内のショップマネージャーと、世界の取引先を集めてカンファレンスをやってたんだよ。その日本代表で行ったんだ。まぁ2人で行ったんだけどな』
本間『凄いじゃないですか!』
清水『基本資料のベース作りだけ、やったの(-_-;)。英語は相方にお任せさ!でも、皆仲が良くて面白かったよ』

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清水『皆世界中のエージェントで、後列左からギリシャ、ドイツ、日本、フランス、スペイン、前列左からカナダ、イタリア、アメリカ。。。だったかな?』
本間『ワールドワイドですね~』
清水『結構ほかのブランドのエージェントも兼ねてる人が多くて、海外の展示会でほかのブランドのブースで会って「お~っ!」なんてこともあったね』
本間『へ~、ちゃんと仕事してたんですね?』
清水『当たり前だ!』

本間『と言う訳で今回はアメリカのアレン・エドモンズでした!次回はどこかな?』

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by brosent | 2017-03-05 19:00 | 革靴

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人気?の連載企画、今回はイギリスのジョン・スペンサーのお話です。
ジョン・スペンサーと言ってもよほどの靴好きでないと分からないかもしれません。
かつてG・ロッドソンと言う靴好きの間では伝説ともなっている幻のブランドを生産していたメーカーのオリジナルブランド。
それがジョン・スペンサーです。
興味があったらお付き合いください。


清水『昔イギリスにテクニックっていうメーカーがあったの知ってる?』
本間『聞いたことないですね~』
清水『ジョン・スペンサーって名前で靴出してたからね。当時働いてた店でオリジナルを作ってもらってたんだ』
本間『ありましたね。イギリス製のオリジナル。あれそこで作ってたんですか!?』
清水『そう。じゃあG・ロッドソンてブランドは知ってる?』
本間『昔ありましたね!コンビとか癖のあるやつですよね?』
清水『そうそう。1980年代にフランス人のジェラール・セネって人がプロデュースしたブランドで、60~70年代の映画スターをイメージしたデザインが一部のマニアには人気だったよね。で、それを生産してたのがテクニックだったんだ』
本間『へ~』
清水『そのテクニックが1990年くらいに倒産しちゃって、G・ロッドソンも無くなっちゃったって訳。』

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清水『で、2000年頃かな?テクニックで働いていたダグラス・ポープって人がブランドや設備を全て買い取って、スペインやポルトガルで靴を作ってるから見てくれないか?って話を持ち掛けられてね。「G・ロッドソン出来る?」って聞いたら、「ネームは使えないけど出来る」って言う訳よ』
本間『会いに行ったんですか?』
清水『もちろん!「仕事はフェイス・トゥ・フェイス」ってのが持論だからな!会いに行ったのは何とイギリスの自宅!』

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本間『自宅行ったんですか?』
清水『言っただろ。生産はスペインやポルトガルだって。だから事務所は自宅だったんだよ』
本間『あ、なるほど』
清水『そこで当時のデザイン画とか見せてもらってさ。あれやろう、これやろうと。。。』

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清水『で、完成したのがジョン・スペンサー・ハリウッドコレクションって訳』

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本間『ぽいですね~』
清水『ぽいって言うかそのままだからね~』
本間『クウォリティ的にはどうだったんですか?』
清水『作りや革はテクニック時代の方が良かったかな、ぶっちゃけ。でもその分価格も安かったからコストパフォーマンスは悪くなかったと思うよ』
本間『そこは譲れないですね』
清水『当然だ。ぼったくったことなんかないぞ、俺は!。。。多分。。。原価に対しての利益率が。。。』

本間『はいはい。今回もかなりマニアックな内容でしたが如何でしたか?自称ぼったくったことのない清水が作った渾身の靴BROSENT。ぜひ一度足入れだけでもしに来てくださいね!宣伝でした!』

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by brosent | 2017-02-27 19:07 | 革靴

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こんにちは。。。BROSENTの清水です。。。
今回はこの連載を始めるきっかけとなったカルミナがまだアルバラデホという名前だった頃のお話です。
興味があったらお付き合いください。

本間『随分古い写真ですね~!』
清水『15年以上前じゃない?多分マヨルカ訪問2回目か3回目位だよ』

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清水『左から創業者で当時社長だったホセ。次女のベティさん。ホセの奥さんでカルミナさん。で、現社長のトニーことアントニオ。因みにトニーの妹さん、トニーの娘さんもカルミナで計3人いるんだって』
本間『女性が強いファミリーですね~』
清水『数だけならそうでもないよ。メルミンとか立ち上げた長男と、三男(トニーの弟)がいるから男3人。女も3人。だから互角だな』
本間『女性はベティさんとカルミナさんと、もう一人は』
清水『カルミナでデザイン描いてるマルレーンってお姉さんがいる』
本間『なるほど』

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清水『当時はまだまだ小さな工場で、街の中にあったんだ』
本間『へ~』
清水『儲かって何年か後に町のはずれの大きなところに移動するんだけどね』
本間『良いですね~、儲かってて。。。(-_-;)』

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清水『素材は当時から良い物を使ってたよ。アノネイが多かったのかな?あと安い靴を作る時はモンテスとかスペイン製の革を使ってた』
本間『清水さんとこは?』
清水『もちろんアノネイ使ってた!』

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本間『僕も何回か靴の工場見せてもらったことあるんですけど、ミシンって女の人でしたね。どこもそうなんですか?』
清水『ほとんどそうだと思う。男性って見たことないわ、確かに。やっぱり女性の方が上手なんじゃない、ミシンは』
本間『ですかね~』
清水『特にこの左の写真のおばちゃんは上手かった!手元見ないで縫えるんだから。もう染みついちゃってるんだけ。こういう人を見ると、靴1足に色々な人が携わってるんだな~。きちんとお客様に伝えなきゃな~、って思うよ』
本間『珍しく良いこと言いますね』
清水『まぁな。。。』

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清水『あとここんちはソール周りの仕上げが細かいね』
本間『へ~』
清水『底周りの工程数はイギリスのメーカーより多いと思う』
本間『綺麗ですもんね、カルミナ。あ、ソールの刻印ががまだアルバラデホだ』
清水『ホントだ!懐かしいね~』

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清水『古いサンプルがあってさ~。カルミナ=アルバラデホ自体はそれほど古くないけど、先祖代々靴作り一家なんだよね、ここんち。結構古いサンプルだと思うんだけど全然大事にしてないの(笑)』
本間『汚っ!( ゚Д゚)』
清水『だろ!スペイン人っぽいっちゃスペイン人ぽいよな~』

清水『あとはお約束の飲みの写真だ』
本間『出た!そんなの読者の方喜びますかね?』
清水『しょうがないだろ!この手の写真の方が多いんだから!』

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清水『当時トニーがよく連れて行ってくれてた俺がマリオって呼んでるおじさんの店だ、これ』
本間『若いですね~、トニー!清水さんは。。。白髪が増えたくらい。。。?』
清水『。。。この店、小さな店なんだけどスペイン国王やナダル(マヨルカ出身のテニス選手)、エトー(サッカー選手)なんかも来てたらしいよ』
本間『凄いじゃないですか!場違いですね!』
清水『確かに。。。』

本間『この前古い友達って言ってましたけど、ホントに古い友達なんですね』
清水『カルミナは他にも写真一杯あるからあと何回かは出てくるかもな』
本間『そりゃ楽しみです』

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by brosent | 2017-02-23 19:55 | 革靴

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こんにちは。BROSENTの清水です。
皆さん靴の管理ってどうなさってますか?
今回はBROSENTが独自の企画で別注したパスコ製のシューズボックスのご紹介です。
靴をたくさん持っていらっしゃる方。下駄箱に入りきれていない方。インテリアに興味のある方。必見です!

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貴方は靴を何足お持ちですか?
私も仕事柄かなりの足数を所有しています。
当然下駄箱には入りきれません。
手狭のマンション生活ですからセレブのような下駄箱を用意することも出来ず、シェルフに箱済みで保管するしか方法がありません。
そこで箱積みに適したオリジナルの靴箱を新潟に工場を持つ安達紙器さんに別注してみました。
それがこちら。。。

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パスコ製のシューズボックスです。
BROSENTの靴のオーダーには標準でこちらのシューズボックスが付いています。
パスコとはヨーロッパで開発された繊維ボードで、靴の中底や梱包資材などにも利用されている軽くて丈夫な素材です。
一見普通の箱ですが、靴に携わって20年以上!そこは細かい点まで拘って企画しています!

まずはサイズ。
BROSENTの靴なら29㎝がギリギリで入る大きさです。
手持ちのブランドの靴箱のほとんどを採寸し、最も適したサイズにしました。

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続いては前に引き出せること。
これが実は重要です。
箱済みした際通常のシューズボックスの場合積み木崩しの如く下から箱ごと抜かないと靴が取り出せません。
しかしこちらのシューズボックスなら引き出すことで下に積んである靴も簡単に取り出すことが出来ます。

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底面にはゴム製の滑り止めが付いているので、積上げてもずれる心配がありません。

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話はそれますが、靴箱って2種類あるのをご存知でしたか?
厚紙を折って作る折箱と言われるタイプ。比較的安価なタイプです。
もう一つが折った箱に上から紙を貼ってあるタイプで、貼箱と言われています。
俗に高級靴と言われている靴に付いてるのは大体このタイプです。
この貼箱、見た目はかっこ良いのですが、上からの衝撃に弱いという弱点があります。
靴を詰めた段ボールをドスンと置いただけで、サイドが割れてしまうなんてこともあります(T_T)

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その為違う箱に靴を入れなければならなることも出てきます。
するとどの靴がどの箱に入っているか分からなくて神経衰弱状態になってしまうことも(-_-;)
そこで一工夫したのがこちらの仕様。

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引き手にカードが入れられるようにしました。
これに写真や靴の内容を書いておけば探すのが非常に簡単になります!

カラーはソフトオレンジ、ソフトイエロー、ウォーターブルー、チャコールグレー、レッド、スカイブルーの計6色。 ※2017年2月現在は21色の中からオーダーできるようになっています。
衣食住にこだわりのある方、是非一度現物をご覧になりにいらっしゃってください!


パスコ製シューズボックス

4,200円+税


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by brosent | 2017-02-18 17:52 | 革靴

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皆さんこんにちは。。。BROSENTの清水です。。。
皆さんモカと言う言葉をご存知ですか?
ユーチップやローファーなどの甲にあるU字型の意匠の事をモカと言います。
決して苦みのある飲み物の事ではありません。
今回はこのモカのバリエーションについてお話します。

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モカが使用されている靴は主に2種類、ユーチップとローファーです。
ユーチップ(海外ではエプロンダービー、エプロンシューズなどと呼ばれます)は、ドレスダウンに最適なドレカジ靴の代表です。
ローファーは皆さんご存知ですね?甲部にサドルと呼ばれるパーツの付いたスリッポンの事です。
これらの甲に燦然と輝くあのUの字。
着目したことありますか?
実はあれ結構色々なバリエーションがあるんです。
今回は代表的なものをいくつか紹介してみましょう。

まずは最もシンプルなタイプのこちら。。。

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甲部をサイドの上に乗せて縫い付けて作るモカで、乗せモカと言います。
シンプルな分見た目もドレッシーに見えます。

逆に。。。

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甲部をサイドの下に入れて縫い付けたモカを落としモカと言います。
現代ではあまり見かけません。
海外のオーダーサンプルや、昔の靴などに見ることが出来るせいか、ヴィンテージ感のある渋いモカです。
個人的にはシンプルで好きです。

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続いてはこちら。
モカの中でも最も多くみられるのがこちらではないでしょうか?
甲部とサイドを持ち上げるようにして縫い付けたモカで、拝みモカと言います。
職人さんたちは『拝み!』と言い、気取った人は『トライアングル』と言います。

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ドライビングシューズなどカジュアルのスリッポンで良く見られるのがこちら。
甲部がサイドに巻きつくように乗った見た目が蛇が鎌首をもたげた様に見えることから蛇モカと呼ばれます。
ボリューム感があり、ほぼ100%カジュアル靴で使用されます。

さてここまでは甲部とサイドを縫い合わせることでモカが作られるパターンでしたが、1枚の革から作られることもあります。

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1枚の革をつまんで縫うことからすくいモカとかつまみモカなどと呼ばれます。
1枚の革から作られることと、技術的な理由で今まで登場したモカの中では高価な部類に入ります。
このモカは機械縫いの場合と手縫いの場合があり、後者は特に高価です。

最後に。。。

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高級靴に見られるこちらのモカ。
一部ではライトアングルなどと呼ばれていますが、日本では何て呼ぶのか知りません。。。(-_-;)
職人さんたちは単純に『手縫いのモカ』と呼んでいます。
革の間を縫う高い技術が必要で、海外でも国内でもこれが出来るところにはレベルの高い職人さんがいる証拠となります。
図は細かすぎて書けませんでした。。。すいません(;^_^A

モカ一つでドレスっぽくなったり、カジュアルっぽくなったりと靴の表情はガラリと変わります。
こんなところにも注目して靴を選ぶと楽しいですよ!

あ、BROSENTにはまだユーチップ無かった。。。(-_-;)


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by brosent | 2017-02-16 19:31 | 革靴

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連載企画『私と世界の靴』、今回はクロケット&ジョーンズ。
日本を初め世界的な人気を誇るビッグブランドです。
そのクロケットが名ラスト337を登場させた2001年ごろのお話です。
興味があったらお付き合いください。


清水『知ってるとは思うけど元々クロケットはOEM(Original Equipment Manufacturing の略で、他社のブランドなどの生産を請け負うこと)メーカーとして裏方の活躍が多かったんだ』
本間『みたいですね』
清水『それが2001年だったかな?突如ハンドグレードコレクションに新ラスト337を登場させて以降OEMをあまり受け付けなくなったんだ。オリジナルネームで勝負!みたいな』
本間『ハンドグレードって337の前があるんですか?』
清水『あったよ。330って言うのが。当時扱ってたけど全然売れなかった。。。(-_-;)』

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清水『クロケットのパリ店が出来て、そこのショップインショップにディミトリー・ゴメスさんっていうビスポーク職人さんがいるんだけど、その人が監修したらしいよ。ゴメスさんの話はまた今度するとして、とにかく当時としてかなり洗練された木型だった』
本間『ですぐに食いついたと』
清水『その通り!型も10型位だったかな?キャップが無かったのよ!』
本間『それ飲んだ時に聞いた!名作オードリーって清水さん企画だったって話!』
清水『( ̄ー ̄)ニヤリ』
本間『それってまぁまぁ凄いですよね』
清水『まぁまぁじゃねぇよ!まだオードリーって名前じゃなかったし、品番の9447じゃなかった。モデル名はまだ無くって、J9520って品番だった』
本間『へ~』
清水『あと履いてみたら凄い足入れ良くてさ。「これじゃスタンダードとサイズ変わるな」と思って、「D出来ない?」って聞いたのよ』
本間『そしたら?』
清水『断られた。。。発注数の問題で。。。(T_T)』
本間『今はほとんどの店でDですよね? 』
清水『そう。頼んだ翌シーズンに足の細い人たちの国アメリカから大口の注文があったらしくで、D作ってくれることになったんんだ』
本間『棚ぼたですね』
清水『。。。』

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清水『話を工場に戻そうか。靴の顔つきって分かるかな?』
本間『雰囲気とかですか?』
清水『そうそう。まぁ単純な見た目だよな。色々な工場を見に行って思ったんだけど、靴の顔つきって工場に凄く影響されてると思うんだ』
本間『と言いますと?』
清水『綺麗に整頓されている工場の靴は生真面目で細かい作りにしてる。逆にゴチャゴチャした工場の靴は何となく味がある。前者の代表がクロケットや、日本で言うとユニオンさん。後者が。。。』
本間『分かった、トリッカーズでしょ?』
清水『正解!BROSENTの靴を作ってるセントラル靴みたいに工場は後者なんだけど、作りは前者と後者のミックス的な例外もあるけどな(-_-;)』

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本間『体育館みたいですね』
清水『うん。明るいし、綺麗な工場だ。特に裁断の階は良く見えるように採光にまで気を使ってる。良い工場だと思うよ』
本間『ふ~ん。で何で写真セピアなんですか?』
清水『ん?この頃写真に凝り始めて色々とやってみたかった頃だったんだ。特に意味はない』
本間『はぁ。。。』

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本間『まだウッドラスト使ってるんですか!?』
清水『壊れ次第随時プララストに切り替えていくって。良くウッドラストが良いようなイメージを持たれてる方多いと思うんだけど、実際は違うんだよね。細かい修正が必要なビスポークの場合はウッドラストの方が便利なんだけど、形が決まっちゃってる既成靴の場合はプララストの方が何かと都合が良いんだ』
本間『何でですか?』
清水『まず耐久性。ウッドラストでは大量の靴は作れない。割れちゃうから。あと湿気とかで微妙に形変わっちゃうんだよ、ウッドラストって』
本間『なるほど。確かに言われればそうですね』
清水『何でクロケットでもなるべくプララストを使って、足りない時だけウッドラストを使う。壊れたらプララストに交換。ってやってたわ』

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本間『ショールームですか?』
清水『そう。古い物から最新のサンプルまで一通り目にすることが出来る。クロケットミュージアムだな。こんなのもあったぞ』

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本間『凄いっすね、これ!何時頃の物なんですか?』
清水『知らん。中には万博とかに出したやつとか資料的な物も置いてあるよ。あ、そう言う古いサンプルを復刻させようってんでクロケットに昔あったコレクションの名にちなんで“スワン・コレクション”って言うの作ったことあったな』
本間『あ~、ありましたね!あれそう言うことだったんですか!』
清水『そう。ショールームで見た昔の靴がカッコイイな~と思って、社長に現行ラストを使って作ったのがスワンだったんだ』
本間『へ~』

清水『じゃあ、恒例のお食事タイムいこうか』
本間『今回は?』

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清水『ずばり“ノーザンプトン・ジェントルマンズ・クラブ”!』
本間『仰々しい名前ですね~』
清水『会員制らしいよ。飲んだり飯食ったりできるらしい。店内の写真撮った記憶があるんだけど、見当たらないんだよね~』
本間『高いんですか?』
清水『ゴチだったんで分からんけど、安くはないんじゃない?』
本間『ですよね~。。。』
清水『写真真ん中が社長のジョナサン、右がノーザンプトンの重鎮でギネスさん。ギネスさんはあのギネスビールの創業者の一族らしいよ』
本間『ジェントルマンとか、ギネスとか、何か全体的に一流感漂ってますね』
清水『庶民的にはちょっと肩こるけどな。。。(;^_^A』

本間『実際に見て、聞いて、やってこないと分からない。裏ネタ満載のこのコラム。如何でしたか?次回はどこのお話でしょう?お楽しみに!清水さん、このコラム結構評判良いですよ』
清水『書く方は写真探したりとか結構大変なんだぞ』
本間『頑張って下さい!では皆さん次回またお会いしましょう!』
清水『。。。』

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by brosent | 2017-02-13 17:06 | 革靴